信じる
先日、NHK教育テレビにて毎年恒例の『NHK全国学校音楽コンクール』が
放送された。学生を卒業してからというもの、なかなか見る機会がなかったのだが、
たまたま今無職なので久しぶりに見ることができた。
いやいや、小学生も中学生も高校生も上手いねぇ。さすがに全国大会に出てくる
だけの実力はある。それにやたら難しい曲を無難に歌ってるのは凄いよね。各校の
実力の差なんてわずかなものなんだろうね。
私が歌っていた頃の合唱曲と比べたらかなり難易度が高くなってる気がする。
それに外国の曲が多く、日本の曲でも合唱的でなく合奏的な表現が多い。
個人的にその傾向はあまり好ましくない。最終的に流行歌のように歌われる期間が
短くなり、またホントに合唱をやってる人にしか理解されない、関心が持たれなく
なってしまうのではないか、と。杞憂であればそれに越したことはないが。
だから、中学校の部の課題曲『信じる』の詞(作詞:谷川俊太郎さん)とメロディー
ライン(作曲:松下耕さん)は私にとってはホッとできた。もうこの時点で今の合唱に
乗り遅れているのがバレバレ(苦笑)。でも、他の合唱好きな方でもそういう方って
結構いるんじゃないかな?
そんな事を行っていてもやっぱり来年も見たく聞きたくなってしまうのだろうね。
だって合唱部・コーラス部・音楽部にとってのこの大会はいわば“甲子園”みたいな
ものだからね。私も高校の時に地方大会に出たけど惨敗でしたよ。(^^;