猫の目ギラギラリン

アニメソング(アニソン)、アニカラが大好物で漫画・アニメも好物という死んでも治らないと思われるヲタ属性。他に社会で起こってることや民俗っぽいことや懐かしいことや動物・自然などにも興味を持つには持っているビミョーな匙加減なり。

ダンまち応援バナー

日光けっこう良い処?!

参考資料:下野新聞2/28 第1面
 日本のあちこちで“平成の大合併”が行われ、我が周辺でも色々ゴタゴタあった末に最近隣接する3市町(黒磯市西那須野町塩原町)が合併して“那須塩原市”になったのですが、今日は今日とて、やはり3市町(佐野市田沼町、葛生(くずう)町)が栃木で2番目の合併と相成り、新生“佐野市”が誕生しました。人口規模は宇都宮市足利市小山市に続いて4番目になります。

 那須塩原市は合併前で一番規模の大きい市の名前が入ってないのですが、これは県内で東北新幹線が停車する駅3つのうちの1つが“那須塩原駅”であり、また“那須”“塩原”の方が知名度があるからでしょうね。国道4号線通って行ったら、どこまで続くんだ?那須塩原市は?てな感じだと思いますよ。(^^; 山がちなので結構寒いところです、温泉やスキーなどの観光地もあります。佐野市は“佐野ラーメン”で有名なところです。

 今回は過疎化の進む地域を含む広域5市町村(今市市日光市足尾町、藤原町、栗山村)の合併の賛否を問う日光市住民投票が行われました。結果は賛成7150票、反対2520票で賛成票が反対票を圧倒しました。議会側と住民側のねじれが今回の結果で解消されると思いますが、この後も前途多難であるのは間違いありません。

 新しい市の名前にしても、“日光”は外せないでしょう。世界の“日光”ですからね。しかし、ここでもねじれが発生します。世界の云々言っても過疎化が進んでいるのが悲しい現実。合併相手の今市市が6万2千の人口に対して日光市は1万6千と約1/4。足尾町3千4百、藤原町 1万1千、栗山村2千と徒党を組んでも今市市の人口には敵いませんし、今市市以外は過疎化が進んでいるのでパワーバランスは一目瞭然です。“日光”の名は最終的には外れないとは思いますが、現状としてはこんな感じなのでその道程は一筋縄ではいかないでしょうね。財政やら何やらの問題もクリアして5市町村がスムーズに合併できるのかな?と傍目からは心配にもなります。(^^;