猫の目ギラギラリン

アニメソング(アニソン)、アニカラが大好物で漫画・アニメも好物という死んでも治らないと思われるヲタ属性。他に社会で起こってることや民俗っぽいことや懐かしいことや動物・自然などにも興味を持つには持っているビミョーな匙加減なり。

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ふたつのスピカ

 暗い内容の回。アスミが小学生の時、父トモロウは獅子号事故調査委員会遺族係に転属させられ毎日のようにお詫びやら保証金の提示やらで遺族の元に。正気じゃとてもやってられない辛い仕事だ。柴田かさねの母親に娘の焼けただれた腕を見せられたら何も言えない、言えても申し訳ございませんしか言えない。こんな時に奥さんがいてくれたら心強かっただろうに。人の命をお金で清算する仕事・・・辛すぎる。(TT)

 ライオンさんはちっちゃなアスミとジョギングや公園の遊具でヘトヘト。タフなアスミ。帰りにかさねと出逢う。腕の怪我のために周囲から虐められ猫のライカ(かなりのデフォルメだった・笑)が唯一の話し相手。学校にも行ってない様子でした。アスミとかさねが話してる間、ライオンさんが手持ちぶさたで遊具のてっぺんで逆立ちして落っこちてました(笑)。

 友達になれたと思ったのに、アスミの父親が獅子号絡みの人だとわかりかさねと仲違いしてしまう。悪ガキが取り囲んでかさねの服を引き剥がすシーン、もしあれが自分の目の前でのリアルな光景だったらこどもでも躊躇わずぶん殴ってるわ。そのぐらい気持ちが映像とシンクロしました。怒りの向けどころがなくてアスミに向かってしまうのも痛いほどわかる。今の医療技術でかさねの腕を元通りにしてあげて下さい。

 「口に出した言葉が真実とは限らない」、ライオンさんの言った事を聞いて引っ越すために電車に乗るかさねを見送りに駅のホームへギリギリセーフ。あの頃のこどもの気持ちを考えたら切なくて切なくて2次元キャラでもギュッと抱きしめてあげたいぐらいです。お星様の形をした葉っぱはかさねに希望を与えたのでしょうか、成長した彼女は読書家になって『銀河鉄道の夜』を読んでました。EDがかかるとパブロフの犬の如くまた泣けてしまいました。(TT) Kさん、ちっちゃいアスミちゃんの絵可愛かったよ。(^^)