猫の目ギラギラリン

アニメソング(アニソン)、アニカラが大好物で漫画・アニメも好物という死んでも治らないと思われるヲタ属性。他に社会で起こってることや民俗っぽいことや懐かしいことや動物・自然などにも興味を持つには持っているビミョーな匙加減なり。

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ガラスの仮面

 劇団月影の研修所が閉鎖され、劇団員は親からの仕送りやバイトなどで生計を立てつつ劇団を支えていかなければなりません。源造もお金は自分が働いて工面するから心配するなと月影先生に言います。練習する場所を失った北島マヤ達は人の通る河川沿いの道端で発声練習です。恥ずかしいけど度胸が付くから良い練習ではないでしょうか。

 麗はウエイトレス募集を見て喫茶店に入っていったのですが、男顔負けの美貌でお客の女の子達を秒殺。ウエイターとして採用されました。マヤは中華料理店でバイトをしていたようですが・・・。

 『リア王』の劇の看板を見ていつもの如くマヤの観たい気持ちに火がつきますが、タダでさえお金に苦労しているのでそんなお芝居を観るゆとりがあるはずもありません。姫川歌子・姫川亜弓母娘も車横付けで観に来ました。しかし、マヤの姿を見た速水真澄は紫のバラの人に変身して良い席を確保したのでした。影でプチガッツポーズの真澄(それないから・笑)。しかし、紫のバラの人イコール真澄とは露とも思っていないマヤにとっての彼は正に天敵。車で送っていってあげると言ってもアカンべーをされてしまいます。真澄ショボボボ〜ン(それもないから・笑)。

 真澄は小野寺にお願いして、オンディーヌの桜小路君を動かしてマヤを月影から引っこ抜こうとします。裏事情を知らない桜小路君は自分のマヤに対する想いだけで彼女をオンディーヌに誘いますが、そこはマヤの気持ちをきちんと考えてあげないと。マヤは月影先生のいる劇団に惚れているわけですから、好きな桜小路君に言われたからといって小野寺や真澄の息がかかっているオンディーヌに行くことはできません。泣いてしまうのも当たり前です。(^^;

 月影は新たに練習できる場所を見つけてそこで稽古が再開されます。劇団員達は学校とアルバイトと稽古で目まぐるしい生活を送りヘトヘト、夜は熟睡です。考え事をするのに外に出た月影先生をマヤは追いかけ、『紅天女』を演じてみたいと言います。が、人間でない、自分が人間であることを忘れなければいけない梅の木の精霊の役を演じるにはマヤはまだまだ無理。色んな役を演じ、役者としての経験を積んでから希望できるまだ先のお話です。

 中学生ということでバイト先を首になったマヤが目を付けたところがアイドル田淵エミ主演の映画オーディションでした。マヤの色んな演技もそうですが小林沙苗さんの演技もなかなか堂に入っています。(^^) オーディションの選考基準がどんなものかはわかりませんが、結局マヤは落選。しかし、マヤを推していた審査員から映画出演を打診され、端役ではあるけど片足の不自由な少女の役を見事射止めます。この話は旧アニメでもあったものですが今回はどんな感じになりますか。端役ながらも渾身の演技をするマヤの姿にエミは驚きます。エミは素人演技は周囲を悩ませています。そして、映画の幕が開いたときに観客が魅了されるのはアイドルで主役のエミなのか端役で無名に近いマヤなのか、そういうことです。