猫の目ギラギラリン

アニメソング(アニソン)、アニカラが大好物で漫画・アニメも好物という死んでも治らないと思われるヲタ属性。他に社会で起こってることや民俗っぽいことや懐かしいことや動物・自然などにも興味を持つには持っているビミョーな匙加減なり。

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ツバサ・クロニクル

 今回はキーファ(CV.神谷浩史さん)とシャルメ(CV.豊口めぐみさん)の単発話。神聖な場所に立ち入ったために古代の霊から呪いを受けて額を紋様で射抜かれてしまうシャルメ。呪いのせいで彼女の命は期限は幾ばくもないようです。そこで立ち上がったのが仲の良いキーファ、小狼のようにまっすぐな目をしています。呪いを解くための聖なる宝物が催されている格闘技大会の優勝商品です。しかし、キーファは大会前に狼の襲撃によって怪我を負って出場を辞退せざるを得ない事態に追い込まれてしまいます。

 そんな事を露とも知らずにこの世界にやってきたご一行。白饅頭ことモコナが大会の優勝商品に羽の気配を感じると言うので、いっちょ頑張りますかぁーと小狼、黒鋼、ファイが大会出場。相手のソルジャーは“ゾラのイカズチ”なる攻撃を繰り出しますが、それを以ってしても彼らの力の足元にも及びません。準決勝で黒鋼とファイが対戦するも飄々としたファイの作戦にまんまと引っかかって両者リングアウトで失格。小狼にすべてが託されます。小狼はその期待に応えて見事優勝、商品の聖なる宝物を頂きますがサクラの記憶の羽ではありませんでした。

 小狼達が戦っている間にサクラはキーファとシャルメに出会います。「どうして男の人って自分の強さにこだわるの?」ってシャルメがぼやいていましたが、それは人間も立派な動物だからですよ。(^^; やっぱりある程度の強さがなければ愛する者を守ることができません。女性からすれば野蛮とか攻撃的に映ったりするんでしょうけどね。(^^; そして、シャルメのために小狼の前に現れたキーファは宝物を賭けて戦います。負けられない戦い・・・うっすらと目ににじむ涙の訳を感じ取って小狼は宝物を無条件で渡します。その姿を見て心の強い人と感じるキーファ。宝物を額の紋様にかざすと光が伸びて消し去ってしまいます。

 その宝物は古代の神官が使っていた道具だそうです。なぜキーファが危険を冒してまで神聖な場所に入ったかと言うと、どんな願いも叶うとされていたからで・・・要はシャルメと結ばれたかったからでした。(^^; まぁ、話としてはありきたりですが。ただ、私が疑問に思っていた「もしもあのお宝が小狼も欲しいサクラの羽だったら?」という問いに、「どちらかが倒れるまで戦わなくてはならなかった」という明確な答えを出してくれました。小狼にとっては辛い戦いになったでしょうね。