今日からマ王!
今回はあちこちの場所で色んなキャラが動いている回です。ユーリ達は囚われの身、手枷を付けられた捕虜達とともに小シマロンの船に乗せられています。保管していたのに消えたコンラッドの腕はどうやら人間の手に渡ったようです。ヴォルフラムはユーリが失踪してからというもの今までになかった凛とした顔をするようになりました。人間居住地のカロリアに着きましたが特に顔を隠すこともなくズンズン歩いて行きます。
4つの「キンキ」の箱って何のこと? Kinki Kids? 魚のキンキ?とか思いませんでしたけど(笑)「禁忌」のことだったのですね、ピンと来ませんでした。(^^; その箱の幾つかが人間の手に渡ってしまったようです。箱それぞれに名前が付いていて「風の終わり」の箱を大シマロンが手に入れています。箱に合う鍵も持っているようでそれを開ければ人類滅亡の危機も考えられるだけに何とかしないといけません。「風の終わり」は以前とある箱を間近で見せられて目を負傷したゲーゲンヒューバが見たものと同一なのかそれとも違うものなのか現時点では不明です。大シマロンの得た鍵は体の一部ということでコンラッドの腕の可能性もあります。
アーダルベルトと「刈りポニ」ことマキシーンに部屋に呼ばれたユーリとフリン。何やら小シマロンの王に献上されるとか。そして、小シマロンも大シマロン同様禁忌の箱と鍵を持っていると言いました。スベレラで発掘されたものを買い取ったとも。その箱の威力を確かめるのに、まずは魔族のヨザックを実験体にでもしようとしているのでは。
村田はユーリを助け出すためにヨザックと力を合わせます。村田は村田であってもはや村田でないのは一目瞭然、ヨザックもかなり胡散臭がってます。2人は羊のTゾウを使って脱走します。
フリンはユーリの事を既に魔王と見抜いていました。あれだけの力を目の前で見せられたら普通の人ではないと思うのは当然と言えば当然。そこにヨザック乱入、ユーリを抱えて逃げます。フリンも助けろとジタバタ暴れるユーリ、これはユーリの命を最優先する村田の命令なのです。村田も犬猿の仲のTゾウに乗って現れ追い風かと思いきや、アーダルベルトが反撃ヨザックの足を止めます。Tゾウにユーリを乗せて村田が逃げますが、こちらもアーダルベルトの部下のキーナンに行く手を塞がれ、村田は剣を突きつけられてしまいます。
魔族上層部のやり方がキライと言うアーダルベルトと自分で魔王になると決めたと言うユーリ、お互いに譲りません。そしてユーリがアーダルベルトの婚約者だったジュリアのことを話すと烈火のごとく怒り出し、その言葉を二度と口にするなとユーリを脅します。村田は自分達を置いて逃げるように言いますがユーリはこれを頑なに拒否。
ヴォルフとギーゼラは輸送船に乗ってユーリ達が大シマロンに行った事を掴みます。心急くヴォルフに対しお茶を飲んで行こうとする呑気なダカスコス。怒ったのはヴォルフでなく温厚に見えたギーゼラでした。ヴォルフもたじろぐほどの迫力で脅かしダカスコスを動かします。やっぱり魔族の女性は漏れなくお強いようです(笑)。
グウェンダルもシマロンに向けて出発するようです。グレタが可愛いねぇー、ユーリパパを心配してるよ。仲間やフリンを置いて逃げようとしなかったユーリ。フリンは魔王ってもっと恐ろしいものかと思っていたようです。「魔王」になった時はそれなりに威厳があって恐いんだけどね、通常時はアニシナの方がずっと恐いでしょうね(笑)。
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