ARIA The ANIMATION

　アイはじゃがバタが好きになって自分でも作ってみたのか。でも上手くいかなくて失敗作になって出せないって。んー可愛いなぁもう（キモっ・笑）。藍華は社員旅行でほとんど出番無し、「恥ずかしいセリフ禁止」も聞けずじまいで残念。

　で、今回はアリスとお仕事です。天使の歌声の持ち主のアテナがアリスの先輩だったのですね。アリスは何だか不機嫌そう、「でっかい最悪です」いただきました（笑）。ワケを聞けばお箸も鉛筆もきちんと持てない左手のヘタレっぷりに気がつき、「左手お仕置きキャンペーン中」って面白いなぁーこの娘（笑）。なかなかそーいう発想する人っていないよ、貴重な存在でとても新鮮だ。右手に任せっきりな左手を懲らしめようとしてる。

　オレンジぷらねっとの寮ではペット飼い禁止になっているのですが、アリスは皆に内緒で拾ってきた猫を飼っています。「マー」と鳴くからマーくん、彼女は直感的なひらめきに長けてるようですね。「社長のモチモチポンポンがでっかいピンチです」と言い回しも面白く。（＾＾）

　アテナ先輩はマイペース型人間、ノックせずにノソーっと入って来たりして後輩のアリスに注意されてるし。アテナはかの「三大妖精」の一人で灯里達が目標にしている偉大なるウンディーネの一人です。そんな方を躊躇なく注意するアリスは「でっかい器」です（笑）。歌が得意なようで・・・カンツォーネって言うとパバロッティを思い出してしまいます。（＾＾；　

　灯里はアリスのお誘いを受けてお泊り。アリスに言わせればアテナは「でっかいボーっとしている」そうな・・・その言い回しはちと無理があると思うぞ（笑）。アテナはガムシロップを全部入れてアイスコーヒーを飲むようなドジっ子です。そのヘタレぶりは自分の左手に似てるかもと言うアリス。マイペースでドジっ子な点は左手でなく灯里と良く似てると思います。

　マーくんって「春日井のノドスッキリ」飴とか「UGA」（カラオケ）のCMに出てくるパンダみたい（笑）。先日オレンジぷらねっとの社長が他界して、その姿を重ね合わせていると言いますが全然似てないのにズッコケ。アテナに猫を飼っていることを言わないアリス。あんなにアテナがアリア社長を可愛がっているのにその本質がわかっていません、「でっかい誤解」です。

　アリス、寝床で一人じゃんけん。左手はいつも負け、その度にお仕置きです。寝床で本を静かに読んでいるアテナ、彼女はどんな本を読むのでしょうね、気になります。音楽の本か詩の本あたりかな。ちょっと寝て目覚めるとマーくんが鳴いています。そしてアテナは歌っています。彼女が歌っているうちにアリスは寝床にマーくんを連れて来ます。「助かった」と思ったのでしょうが、実際マーくんを庇って助けていたのはアテナなのでした。

　灯里は仕事休みですがアリスは学校があります。マーくんは連れて行けないのでクローゼットの中にしまって出かけました。しかし、鳴き声を聞いた仲間にドアを開けられてしまいマーくんは自由の地を求めて旅に出たのでした（ウソつくな・笑）。学校から帰るとマーくん失踪の一報を受けたアリスは動揺してしまいます。マーくんを灯里と探しますが見つかりません。ペシミストなアリスの一面性が、打たれ弱いんですね彼女は。まだこどもってことで一つ。アテナが捨てたとまで考えてしまうところが彼女の弱点、彼女が考えているような左手の存在です。

　そんなアリスに灯里はアテナがマーくんを庇ってくれた、それが結果的にアリスをも庇ってくれている事を教えてあげます。アリスのお姉さんっぽいです。灯里の思う左手はヘタレではなく影から右手を支えてくれる存在。アリスが右手ならアテナは左手、そのことをやっとわかって涙します。するとゴンドラに乗りながら美声を届かせるアテナがやって来ます。するとその歌声に魅了されてかマーくんがひょっこり現れます。当初アリスは歌よりもゴンドラを漕ぐ技術の方が重要と言っていましたが、人徳というものは技術で計れることではありません。「歌は誰かに聴いてもらうものだから」には私自身「でっかい賛同」です。アテナはそこのところを良くわかってらっしゃる。（＾＾）　

　アテナはマーくんを抱っこ、既に青い目をしていることを知ってるし。バレバレだったんじゃない、アリス。（＾＾；　そしてマーくんはオレンジぷらねっとの新社長に就任することになり問題は解決。アリス、「左手ってでっかい奴でした」と左手さん（アテナ）に感謝の念。そして「左手さんありがとうキャンペーン」も展開（笑）。

　アイは失敗作で出せなかったじゃがバタを父が見つけて食べて「まあまあ」と言ったそうです。でもそんな言葉がアイには嬉しくて思わずメル友の灯里に知らせたんだよね。アイのじゃがバタはアリスにとってのアテナなのかもしれませんよ。（＾＾）

SRDX ARIA 水無灯里

SRDX ARIA 藍華