猫の目ギラギラリン

アニメソング(アニソン)、アニカラが大好物で漫画・アニメも好物という死んでも治らないと思われるヲタ属性。他に社会で起こってることや民俗っぽいことや懐かしいことや動物・自然などにも興味を持つには持っているビミョーな匙加減なり。

ダンまち応援バナー

ガラスの仮面

 速水真澄の思い通りにならないなんて息巻く北島マヤですが、実際には速水の掌でコロコロ転がされていたりします。じゃあ一方的にかと言えばそうではなく、速水もマヤに心惹かれて年下の彼女の掌で転がされていてお互い様なのです。(^^;

 今回は速水の巧みな企みによって、姫川亜弓が主役を張る「ふたりの王女」と共演するオーディションをマヤが受ける事になります。冴子は速水の心のうちがお見通しで、逐一彼の心を転がすことを言って楽しんでいるようにも見えます。

 速水の影の分身聖(CV.佐々木望さん)がオーディション会場に来ています。でも、見守ることが彼のお仕事です。マヤは一時審査の第一課題、第二課題で他の演技者と全く違う彼女独特の感性で演技をし難なくパス。一時では相手を毒殺しようとする演技で氷のように冷たい目が怖かった。二次は昔のOP映像みたいな事をやってました(笑)。聖の録音してきた紫のバラの人(=速水なわけですが・笑)へのメッセージを速水が聞いていましたが、アレってちょっとヤバげに見えてしまいました。口元緩ませて笑んでいたら私は恐怖ですよ、ええ。(^^;

 二次審査は棄権もアリの審査でしたが、演技したのはマヤをライバル視していた一人、そしてマヤの二人だけでした。マヤの演技した後には草木一本残らない(笑)、他の演技者はマヤの演技に恐れおののき戦闘放棄です。今までのことがウソのように生き生き伸び伸び自由自在に何度も演技するマヤ、彼女の演技は他の演技者には無いほど多くの引き出しを持っています。

 月影先生がマヤの様子を見に来ますが、先生にとってのこのオーディションは出来レースと同じようなもの。マヤ以外の人間が受かれば大穴配当確定、マヤは永遠に「紅天女」の役にはなれないことでしょう。「あの子は千の仮面を持っている」「恐ろしい子」と言いますがその表情はマヤの復活ぶり、成長ぶりを見ることができて月影先生は嬉しそうです。オーディションの結果は言わずもがなのマヤ圧勝に終わりました。マヤとの共演を聞いてやっと出てきたと遅いぐらいのライバルの登場を巌流島の佐々木小次郎の心境で待っていた亜弓もまた心高ぶっています。

ガラスの仮面 第三幕 [DVD]

ガラスの仮面 第三幕 [DVD]