Paradise Kiss(パラダイスキス)
紫の年頃って一度火がつくと見境がなくなる、特に恋愛事に関してはもうあなたと私二人称の世界。そんな状況に反対論を唱えていたのが意外にも嵐であったりしたわけです。今回はジョージやジョージの母の言動に苦虫を潰しつつも、最終的には自分の意思で家に戻りました。突っ張っていても互いに心配していたんですよね。誠実・真摯な態度でお願いすれば親はわかってくれることが今回紫の大きな収穫です。
徳森は紫とジョージが付き合っているのをわかった上で紫のことを心配しています。私など心の度量の狭い人間は顔に出して嫌悪感や嫉妬心を示してしまいますよ。その点徳森は非常に紳士的、名前の通りお徳ですがちょっと堅いところが難点か。(^^; でも良くも悪くも芸術家の性格であるジョージよりはわかりやすくて良い。私はジョージとはフレンドリーな関係にはなれんわ。(^^;
「営み」の描写アリ。嵐と実和子もジョージと紫もやることはやってます、したい盛りですから(笑)。前作『ハチミツとクローバー』と差を出すためにこういうシーンも結構多めに見せてるのかもしれません。
モデルになりたいと打ち明ける紫に母はあっさり折れました。そして紫に出した条件は高校を卒業する事。中卒でも立派な事をやっている人は幾らでもいるけど、就職にしろ資格にしろついて回るのはやはり学歴という厳しい現実。母親が高校卒業を条件にしたのはごもっとも。次週は父親を説得してモデル会社の社長と面接するのかな。(^^)
- 作者: 矢沢あい
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2001/01/01
- メディア: コミック
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