猫の目ギラギラリン

アニメソング(アニソン)、アニカラが大好物で漫画・アニメも好物という死んでも治らないと思われるヲタ属性。他に社会で起こってることや民俗っぽいことや懐かしいことや動物・自然などにも興味を持つには持っているビミョーな匙加減なり。

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ARIA The ANIMATION

 やっぱり作る方が優秀で作り方が上手いんだよねぇー。ただの癒し系アニメの括りでは縛れない良さがこの作品にはあります。(^^)

 「今という時間は・・・何でもないです」・・・「今という時間はでっかい・・・何でもないです」・・・無理すんなアリス。あなたの歳でそのセリフは似合いませんよ。(^^; 灯里にとってはネオ・ヴェネチアで迎える2度目の冬。3人でゴンドラ乗りの練習、終われば体は冷え切り吐く息は真っ白。思わず手もみしながら会社ARIAカンパニーに戻ります。ここには会社間の壁って存在してないんだよね。普通じゃ考えられないけど、3社ぐるみでウンディーネを育てている感じです。「自分の会社みたいだね」ってテレビ観てる方の多くはそう思っていることでしょう(笑)。アリア社長が人間のようなクシャミしていたのに笑った(笑)。

 アリシアのメニューは心も体も温めます。今回は「生クリームのせココア」、冬はミルクセーキやしるこに甘酒も良いけどやっぱりココアだよね〜。三大妖精が集っていて思わずギョッ。冬場はやはり予約が少ないのですね、3人ともこの日はフリーだとか。藍華アリシアとお話できると思っていたのでかなり不満げ、そりゃ晃に失礼だ。(^^;

 アテナの笑いは「ちよちち」を想像して笑う榊さん(あずまんが大王)のようです(笑)。3人がいつも一緒に練習しているのがおかしかったのは、以前自分とアリシア・晃がやっていたことと同じだからなんですね。歴史は繰り返す。シングル時代の3人のリーダーはやっぱり晃、他の二人はボケ役っていうか「大」が付くボケですからね。アテナが橋に頭をぶつけて倒れるシーンに大笑い(笑)。でもこのアテナこそが晃の捜していた「噂のシングル」でした。晃が話しているのにそっちのけでアリア社長にストローの袋を使った毛虫遊び(水垂らすと紙が伸びて毛虫が動いてるように見える)を見せていました。社長大興奮にまた大笑い(笑)。

 アテナの手には手袋が一つなのでわかりそうではあるのですが、やはりあのボケボケぶりが見事な隠れ蓑になりわからなかったようです。ようやくわかったのはアテナが美声を聴かせてから。彼女の歌声は街中の人の心を震わせるほどです。どうして歌手にならなかったんだろうね、やっぱりボケボケだからか。晃に首絞められてたし。(^^; 晃もその後負けじと特訓しましたが諦め
たようです。晃の歌って聴いたことないけど上手いのでしょうか、一度聴いてみたいね。(^^) 三者三様、得意なところもあれば不得意なところもあります。得意なところを伸ばし不得意なところを補い合い刺激しあってきたのが灯里達の先輩3人だったのです。
 
 先輩達のようにいつか一人前になりそれぞれの道を歩む時が必ず来ます。アリスは話を聞いていてその寂しさにしょげてしまいますが、これは万人に訪れる転機、今は今の楽しさがあり未来にはまた別の楽しさが待っています。先輩の仕事に取り組む姿を見ていれば色んなやり甲斐も見えて来ることでしょう。「楽しさって比べる事じゃない」、確かに。(^^)

 たまの3人一緒のお休み、アリシア、晃、アテナは夜通しでおしゃべりに花を咲かせるようです。仕事の話、後輩の話、将来の話、そして恋の話・・・積もる話がたくさんあって一晩では足りないかもしれません。「無駄口禁止」「恥ずかしいセリフ禁止」と言う藍華はちょっと見習った方が良いかも。(^^; アリスだけでなく灯里も寂しくなってしまったようで、なかなかお別れできなくて橋の上からずっと大きな声を出して手を振り続けていましたね。ふと岡村孝子さんの『夢をあきらめないで』の歌詞が頭を過ぎりまして思わず目頭が熱くなってしましましたよ。(TーT) メル友のアイにまで寂しい病が移ったようで最終回までにもう一度灯里に逢いに登場するかもしれませんね。(^^)