Paradise Kiss（パラダイスキス）

　あのジョージ似の紳士（二階堂）はやはり彼の父でした。女好きのところもそっくりです。（＾＾；　矢沢芸術学院に多額の寄付を行っているようです。二階堂も服飾デザイナーぽいことをやってるのでしょうかね。

　紫は学祭のファッションショー本番、これまで多くの時間と多くの労力を使って仕上げたドレスのためにも、ジョージ達仲間のためにも、そして自分の今後のためにも良い成果を挙げなければいけません。胸を張りステージを歩く紫は素材が良いだけあって様になっています。優勝できれば理想的だったのでしょうが、観客の投票によって勝敗を決めていたので結果は残念ながら1位よ5票差の2位でした。

　言葉を口に出して悔しがる紫、今までにこんな悔しい思いをしたことはなかったのではないでしょうか。プロ根性の芽生えでもあり、仲間を思うが故の悔しさでもあり、自分自身が優越感に浸りたかったり。でも、ジョージ達は特に悔しがるわけでもなく、その健闘をお互いに喜んでいます。力を出し切った結果の2位、優勝は取れなかったけど満足行くものでした。

　その夜は久しぶりにジョージと2人きりで過ごそうとしていたのに、彼に電話をかけてきたのはカオリ、もちろん女性。良いムードもぶち壊しで熱い夜の目論見は見事に打ち砕かれ紫は半ばふてくされ気味で帰ることに。ジョージに車で送って貰い家に帰れば待っていたのは母の激しい平手打ち。子を想う母との心の微妙なズレ。モデルは顔が命、その顔を叩かれて赤く腫れ上がったところを冷やす紫ですが以前のようにただ闇雲に反発しているわけでもなさそう。ジョージはその後カオリと逢います。恋愛関係ではなく仕事上のライバル関係のようで彼女が留学しているロンドン行きを勧められました。

　ファッションショーの受賞式、紫の顔が腫れているのを見つけたジョージは彼女の母に殺意を持ち・・・は半分冗談なんでしょうけど、商売道具の顔を、そして愛する人の顔を叩いた母親に対してカッとなったのも事実。この彼女にこの彼氏、ピッタリです。（＾＾）　母の優しさは受賞式の写真をきちんとした額に入れて飾ってくれたことに表れていました。そして次週は早くも最終回、どんな感じで纏めるのか楽しみです。（＾＾）

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