よみがえる空

　今回は内田とまったく面識のない高校生の吉岡悟（CV.入野自由さん）がメインキャラ。父親と二人暮らしのようで、受験のために野球部を辞めた（というか辞めさせられた）八つ当たりなのか書店で万引きして捕まってました。何にしても中途半端なティーンエイジです。

　そんな吉岡のカンフル剤になったのが今回の事故であり内田の行動でした。自転車で緑山を登る内田と鈴木三曹メディックを化け物扱いする内田に、そんなんじゃ「2回戦止まり」と下ネタで切り返す鈴木。めぐみは内田が相手なら1回でも十分満足でしょうよ（半分冗談です・笑）。

　山に登る途中でタイヤをパンクさせて困っている吉岡を発見し救助に向かいます（そんな大げさなものではない）。自分探しの一人旅って『ハチミツとクローバー』にもそんな人がいたような。（＾＾；　でも吉岡の様相（学ランに学チャリ）は旅に出かけるものとはかけ離れており不審を抱くのは当然。吉岡の方は気にせずにくっ付いてきました。

　吉岡は休憩所で一組の親子連れに目が留まります。父親にお土産を買ってもらった男の子は不満そうにそれをゴミ箱に投げ捨てます。その理由はロープウェイのゴンドラの中で明かされましたが、父親が以前離婚していて今の母親（まだ結婚してないかもしれないけど）は生みの親ではないんですね。それで寂しくて仕方ない、自分の母親に逢いたいとグズっているわけです。

　今回の事故には内田も巻き込まれてしまいました。緑山山頂へ向かうロープウェイのゴンドラの滑車が外れてストップ。この中には内田、吉岡の他に先程吉岡が見ていた親子連れと柄の良くないカップル、そして老夫婦の合計9名がいました。携帯電話で迷惑をかけて注意されたらゴロをまき、事故の時には何一つできやしないカップルの男の方、実際こういう人いますよね。最悪ゴンドラの転落の可能性のある中不幸にも強風が吹きはじめます。

　管理者サイドが出した判断は自衛隊ではなく消防隊への派遣要請でした。途中内田と別れて1人で自転車で山頂を目指していた鈴木も目視で異常事態に気づき内田に携帯電話をかけその事情を知ります。山頂の事務所で事の次第を知り自衛隊に災害派遣要請するように管理者サイドに働きかけますがこれをあっさり拒否。そっか、自衛隊はどこかからの要請がないと動く事ができないんだね。自発的には動けないんだ。（＾＾；

　風の強まる中（山の谷あいでもあるし）1人の消防隊員がヘリからロープを繋いでゴンドラの屋根に降下しましたが、風に煽られて自分が危険な状況になっています。管理者サイドからの無線電話を聞いてゴンドラの復旧が無理な事、時間の猶予がない事を知った内田が自力で乗客達を誘導して降ろす作戦を取る事を決めます。ゴンドラの中に緊急時に使用する機材が入ってたのですが、これをどのように使うのか来週わかります。まず内田が水平に動くのか降下するのか。そして助っ人と言う重大な役目を内田から任された吉岡は一生に一度の多くの命を救うための大仕事をすることになり、人生観変わっちゃうかも。（＾＾；

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