かしまし〜ガール・ミーツ・ガール〜
摩利あゆき(CV.浅野真澄さん)はどうして恋に対してあんなに臆病になってしまったんでしょう。それとなく匂わせる回想シーン(さなぎから揚羽蝶に変わるシーン)とかあったけどイマイチわかりにくかったです。小さい時にあんな斜に構えた考え方していたのだから、おそらくは夫婦間で何らかの問題があったと予想しています(原作読んでません)。
今回ははずむの大嫌いな怖い肝試しの話。恋愛に関する新たな観察データが欲しいとする宇宙仁の発案によるもの、場所は仁にゾッコンの並子に頼んで校舎内に決定しました。あゆきが告白してきた男子をフッているところを偶然に目撃したはずむ。でも、こんな時にでも落ち着いて話しかけてくるあゆきの態度はかえって不自然です。心に壁を作ってると言うか殻に閉じこもっていると言うか。頑張らないし舞台にも上がらないと言うあゆきをジャッキアップするにはどうしたらいいものか。
やす菜ととまりは少しずつではあるけど蟠りが溶けつつあるようです。まずは正々堂々の土台作りが必要です。はずむ父はカメラ所持禁止で以降お願いします。(^^; 並子は勝負服で仁に迫る気満々、「ズッキューン!」には笑った(笑)。暗いよ〜ってお前は面堂終太郎か(笑)。はずむはとまりと組んで夜の校舎巡り、怖がっているはずむはとまりを後ろ抱きしながら前に進みます。とまりにとってはちょっと得した気分、あゆきと組んだやす菜はちょっと損した気分。でも、あゆきは今回特にとまりを応援している感じでもないんだよね。はずむの悲鳴が上がった時にやす菜を行かせてしまったしね。
やす菜がはずむのところに行く時に、あゆきにはずむのことを好きなんじゃないのかと指摘しました。けど、その答えは○でなく△だそうです。これを考えるに、好きなんだけど誰かを押しのけてまで「舞台に上がる」つもりはないってことが○でなく△である理由でしょうか。それが理由ならとまりの背中を押す資格はなかったんだけどね。はずむ酷い、とまりとやす菜を置き去りにして逃げたよ。(^^; はずむに良いパンチをもらったために地球外生物「への6号」(『県立地球防衛軍』が頭に浮かんだ・笑)に喰われた明日太、南無〜、ついでにジャン・プゥも召し上がって下さい。(^^;
逃げたはずむが入った部屋にはあゆきがいました。彼女は蝶の標本を見ていましたが、あゆきは飛べない蝶、美しい羽を広げて飛ぼうとしているはずむ達を傍観するだけです。とまり、やす菜、はずむは良好な関係になりつつあるのと同時にあゆきだけがポツンと外の人間になりそうな、そんな感じです。あゆきは心にどんな傷を受けているのでしょうね。
話とは全然関係ないんだけど、キャラが変な名前と思ってボーッと見ていたら名前の関連性が見えました。主要キャラはみんな宗教絡みの名前なんですね。大佛はずむ→「大仏」で仏教、神泉やす菜→「神」で神道またはキリスト教、来栖とまり→「クルス」でキリスト教、摩利あゆき→「マリア」でキリスト教、曽呂明日太→「ゾロアスター」でゾロアスター教・・・間違ってるかな?(^^;
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