ARIA The NATURAL

　今回は郵便屋さん（CV.清川元夢さん）にスポットライトが当たりました。普通なら端役で終わりそうなキャラもメインに持って来るこの作品が好きです。（＾＾）　春のポカポカ陽気についうたた寝の灯里。アリア社長はきちんと起こしてくれるんですね、さすが社長（笑）。

　郵便屋のおじさんが登場。なんでも自分の配達用の船に穴が開いてしまい修理に1日かかるのでゴンドラを貸し切りにして配達したいのだとか。アリシアは超売れっ子なので時間に空きがありませんが、惰眠を貪っていたこの娘は・・・もちろん空いてます（笑）。でも、「半人前」な灯里は指導者が付いてないとマズいので、アリシアの提案で船を漕ぐのにも慣れている郵便屋さんに臨時指導者になってもらうことに決定。・・・それにしてもアリシアって結構キツイ事言うのね、灯里凹んでたよ（まぁ事実なんだけど・笑）。

　アリア社長が「ニャイ」って鳴いたような（笑）。アレレ？　郵便局に行く時に社長は郵便屋さんの帽子被ってたけど何だか順番が違うような気がする〜。郵便局に着いて社長がフックにかかっている帽子を見ていて、「被りたいのかい？」なんて言われておじさんに被らせてもらったんだけど・・・もう郵便局に来る前に被っていたから、そんな羨望の眼差しで帽子を見つめるなんてことはないと思うんだけどね。私の勘違いかな？（＾＾；

　局員と一緒に準備体操もしてから指差し確認して出発進行なすのお新香（それはしんちゃん・笑）。へぇー、見上げれば橋にポストがあちこちに。今まで全然気がつきませんでした。（＾＾；　そのポストを棒で開けて手紙の入った袋を回収する作業を灯里が挑戦しましたが、水中に落としそうになって危うく郵便物が事故扱いになるところでした。（＾＾；

　回収が終了してお楽しみの昼食。おじさんが親切にも灯里と社長の2人分持って来てくれました。お弁当は「幕の内」？　梅干しが入ってなかった？（私の目の錯覚が多いのか？）たまご焼きも入って和風テイストです（笑）。

　そこにやって来たのは1人の少年、大至急届けて欲しい手紙があると言います。聞いてみると先生の結婚式があってお祝いとお詫びを伝えたいということ。この少年空（CV.くまいもとこさん、グレタだね・笑）を乗っけて結婚式に向かう3人と1匹、灯里は逆漕ぎで絶好調なり〜（作品違う・笑）。

　無事到着した時は式場からちょうど新郎新婦が外に出て来たところでした。郵便屋さんが空の書いた手紙を持って綾乃先生（CV.松来未祐さん）に手渡すと彼女はその手紙を読み始め二重の感動に浸るのでした（ちょっとオーバー・笑）。これですべて終わり・・・のはずでしたがそこはこのアニメ、今回も上手く持って行きましたよ。（＾＾）

　これ以降のシーンがとっても良かったです。それは空って言う少年の心象風景を表しているようにも感じられました。いつもと雰囲気の違う姫屋の晃と藍華にも見とれてしまいましたが、空は無意識に綾乃先生に恋に近い感情を抱いていたんだろうなぁーと思い2艘のゴンドラが水上を平行して行くシーンに切なさや寂しさも感じました。スーッと静かにそれぞれのゴンドラが別々の水路に別れるところが描写としては一番優れていたと思います。あれが2人のそれぞれの道でもあるんだよね、今回はちょっとシンミリだよ。（；；）

　今やメール時代で郵便屋さんを通さなくとも簡単に自分の意思を伝えられてしまうけど、手紙を開けて読む時のあのドキドキ感はメールでは味わえないよね。手紙は書いた人を連れて来てくれる・・・か、何か良いよね。（＾＾）　最後は郵便屋さんから灯里へのお手紙で上手く話を纏めました。（＾＾）

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