文庫版とってもひじかた君2(朝日ソノラマ)
関連日記その1:http://d.hatena.ne.jp/karinto/20060323/p6
関連日記その2:http://d.hatena.ne.jp/karinto/20060401/p2(第1巻感想)
関連日記その3:http://d.hatena.ne.jp/karinto/20060422/p2(ひじかた君シャツ画像有)
1巻に続き2巻も読みましたよ。感想はteririさん(http://d.hatena.ne.jp/teriri/20060419/1145448442とかhttp://d.hatena.ne.jp/teriri/20060425/1145988956とかに詳細が)のをご覧下さい〜・・・各方面から怒られそうな気配なので真面目にやります(笑)。もうかれこれ20年ほど前の話になるので記憶が薄いのですが、当時『週刊少年サンデー増刊』を読んで好きになり単行本も揃えたんですよね。『ブリザード・プリンセス』は『ひじかた君』の前に出ていたと思うんだけど単行本を揃え始めたのはその後だったような・・・もう記憶曖昧だわ。(^^; その後鈴宮和由先生の単行本は結構買ったんだけど地元を10年以上離れたり引越ししたりしている間に行方不明になったり紛失してしまったものもあります。『ブリザード・プリンセス』『うかれまくって御曹司』とか。『少年KING』休刊というか廃刊は痛かったなぁー、私愛読者だったから。
さて、話は戻って『ひじかた君』第2巻の感想です。今回は昭和60年5月に出た第3巻と昭和62年に出た第4巻を収録しています。なぜ3巻と4巻の発売の間が2年以上離れているのか? それは・・・今巻巻末にある血と汗と涙のまなさんの「あとがきエッセイ」を読んでいただければその理由がわかります。(^^)
第2巻では土方、沖田くん以外のキャラも活躍しています。三バカ・・・もとい、(永倉、原田、藤堂)がかなり目立ってるんだよね(笑)。斉藤の勘違いによる失恋(恋すらしてないのに・笑)があったり、山崎もトシコに失恋したり(あれも失恋に入るかどうか・笑)とあちこちで恋の駆け引きがあったりします。でもやっぱり本命は土方と雪緒の恋の行方だったりして、当時は「恋とはどういうものかしら?」と土方を自分に置き換えて読んだりもしましたよ、ええ(笑)。今は「汚れちまった悲しみに」が私にお似合いでしょうか。(TT) 一番ショックだったのは沖田くんがめった打ちされて入院をしたところかな。あの強い沖田くんがと思ったのは土方も私も同じでした。
今回再読してわかった事実。原田は「まあこ」がファーストキスの相手ではないこと。まぁ原田は三バカ(失礼な・笑)に入ってるものの顔は二枚目ですからモテましたよね。過去は関係ないと思いたいけどそれをまあこが聞いたらやっぱりショックでしょうね。(^^; それからP224に沖田くんがバンダナして歌ってる描写があるのですが元々の漫画には歌詞が入っていたのに気がつきました。私は詳しく知らないけどこれってアイドルだった沖田浩之さんの歌かなと思ってググって見たら・・・『時空戦士スピルバン』の挿入歌『ダイアナ・アクション』じゃないですか(笑)。作曲は若き日の田中公平さんだし、これはわかる方にしかわからんわぁー。(^^;
そんな感じで今巻もなつかしの特撮ネタやアニメネタがそこかしこに散りばめられているわけです。一部拾ってみると「んなことがあってたまるかーはトリトンの白いイルカ」「バーツはバイファムのタロサのパパ」「闘い終わって―――明日を夢見る」(サイボーグ009 EDの歌詞)「やってやるぜ」(ダンクーガか?・笑)なんてギャグがあったり。(^^) 鈴宮先生自身や島本和彦先生のキャラなどが出ていたりもします。そうそう、堂々と扉絵でイメージアルバムのPRも行ってましたね(笑)。LPレコードが2500円とか3000円でしたけどそれって今のCDの価格とあまり変わらないですよね。でもレコードジャケットのイラストは大きくて見やすかった。(^^)
「あとがきエッセイ」は『ひじかた君』ファンから出発したまなさんの武勇伝武勇伝ブユウデンデンデデンデンレッツゴー!(ワケワカラン・笑) ちょっとだけ書いてみると昭和62年の第4巻カバーに鈴宮先生の写真とともに「一度最終回になっていながら皆さんの熱い声援で復活したひじかた君」と書かれています。この「熱い声援」の中にはまなさんの大きな声援が入っていたということですよね。かなり興味深い裏話が載っているのでこれは読まないと一生の後悔になりますよ。(^^)
今回『とってもひじかた君』をブログに書かれてる方の中で興味を持たれてそうな3名様にトラックバックさせていただきましたのでよろしくお願いします。<(、、)> ・・・と思ってトラバかけたのですが3名様とも見事に失敗しましたので、直接コメント欄にコメントを書かせていただきましたことをお許し下さい。<(、、)>
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