獣王星
ブラン・リング(白輪)のトップ、ブラン・ロウことザギは大それた計画をトールにぶち上げましたね。彼の見ていたのはキマエラでなくその外側に向いてました。ザギはヘカテからキマエラに落とされたことがわかりましたが、何十人という獣王が氷づけにされている姿を落とされる前に彼が図らずも見てしまったことをトールに話します。それでも獣王になるのかと、獣王になっても生きて故郷のユノに帰れる保障はどこにもありません。この星で残酷な殺戮を繰り返すザギをすべて信じるわけには行きませんが、獣王の氷づけの話はまんざらウソでもなさそうです。そこでトールにザギが持ちかけたのが独立戦争、そう支配者からのキマエラ独立です。
一方、両親を殺しトールとラーイをキマエラに落とした張本人のオーディーンは「ミドガルド計画」なるものをロキ博士と話していました。自分が新しい世界の創造主になるつもりのようですが、ロキ博士は「単なる遺伝子操作」と言ってました。この場にクラインがいないのが残念だなんて嘯いてましたけど、オーディーンがやらかそうとしているのことは何なのか。氷づけの獣王と何らかの関連性があるのでしょうか。
ティズの恋敵が登場しました。ザギに仕えるブラン・リングセカンドのカリムはトールとくっ付こうとすることに危険を感じザギに一緒になるのを止めるよう進言します。しかしこれが仇となってザギに頬を張られセカンドの地位を降ろされてしまいました。居場所のなくなったカリムは吹雪の中に出て行ってしまい死ぬつもり。一目見て彼女を気に入ってしまったトールは追いかけて救出。
ティズは女の勘でトールがカリムに惹かれているのを素早くキャッチ。またザギの危険性も見抜いてつるむのを止めさせようとしたのはさすがオークルのセカンド。何年経とうが首尾一貫でトールの子を産むことしか考えていないティズを振ろうと言うのかトールは? お前こんな良い娘いないぞ、そりゃ確かにカリムのような大人の魅力には欠けるけど。(^^; でも今のところどう見てもトールの思いがカリムに傾いているのは確実。どっちかとくっつくためにどっちかが命を奪われなければ良いんだけどね・・・。トールはカリムを助けた直後に雪っが積もってわからなかった割れ目に足を取られ2人もろとも谷底へ転落。次週はこの2人の間で何かあるのか、そして残されたティズはもちろんトールを捜しに出るんだろうけどカリムを目の前にしたらどう動くのか。それにしても堂本光一さんは上手いね。下手な声優さんよりよっぽど上手いわ。(^^)
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