猫の目ギラギラリン

アニメソング(アニソン)、アニカラが大好物で漫画・アニメも好物という死んでも治らないと思われるヲタ属性。他に社会で起こってることや民俗っぽいことや懐かしいことや動物・自然などにも興味を持つには持っているビミョーな匙加減なり。

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xxxHOLiC

 侑子りんがたおやかにお抹茶などを飲んでいる中、四月一日は宝物庫から出した物品を虫干しの最中。黒饅頭は宝の山に入って四月一日の邪魔をしてます(笑)。そんなところに1人の女性が門を抜けてやって来ました。 なな未(CV.中村千絵さん)は大学で民俗学を学んでいて色んな宝物が置いてあるのに惹かれて来たのだと言いました。それで宝物の中にあった一本の筒をおねだりして見事にゲット。但し侑子からは1つの約束が出されました。それは筒を決して開けない事、この約束が破られることが見て取れるのはこの作品のお約束(笑)。四月一日がその存在に気がつかなかった筒に彼女が気づいたという事は筒と必然的に惹かれあっていたと言えるかも。

 なな未は四月一日の学校の教育実習の先生でもありました。すでに筒を開ける気満々な気配。(^^; そんな気持ちが筒に伝わったのか、九軒ひまわりとぶつかった時に筒が開いてしまい中から「猿の手」のミイラが現れました。指がポキンと折れれば何でも願いが叶う猿の手の虜と化したなな未はやめられない止まらない、自分の思いを猿の手に託して嗚呼ポキリそしてまたポキリ。他人の命も巻き込んで自分の思いを遂げる事は予期していなかった事でしょうがもうこの流れは止まりません。事が上手く行かなくなって「私の前から全部消してよ」なんて身勝手な事を言ったら猿の指の5本目が折れ、なな未はその猿の手によって首を絞められ本懐を遂げることができたのでした(怖っ)。四月一日が彼女の居た部屋に入った時にその姿がなかったのでどこか異世界に連れて行かれてしまったのでしょうかね。(^^;

 民俗学は私もちょっとだけ齧ったのですが、「猿の手」は魔よけのような意味合いがあったような。アニメではかなり膨らまして怪談のような感じになってるけど。なな未が侑子馴染みの骨董屋やから奪った形になった「八咫鏡」(ヤタノカガミ)は『日本書紀』に登場する三種の神器の1つです。関係はないけど3本足の「八咫烏」(ヤタガラス)はサッカー日本代表のエンブレムにもなってますよね。ちょっと神話が入っていてちょっと私には馴染みの薄いものでしたけどね。(^^;