猫の目ギラギラリン

アニメソング(アニソン)、アニカラが大好物で漫画・アニメも好物という死んでも治らないと思われるヲタ属性。他に社会で起こってることや民俗っぽいことや懐かしいことや動物・自然などにも興味を持つには持っているビミョーな匙加減なり。

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シムーン(SIMOUN)

 公式HPのキャラ紹介通りに姉妹の忌まわしき過去も紹介されましたよ。でもイメージと違っていた大きな点が1つありました。それは姉のカイム(メガネっ子でボクっ子)が妹のアルティに強引に何かされたことと思ったら・・・誘い受け(コラコラ・笑)。そう言えば以前パラ様に擦り寄ったのはカイムでしたよね。あの時も自分の魅力をアピールしてパラ様の心が弱っているところに付け入った形でした。先週はフロエを魔性の女呼ばわりしましたが、今週はこの姉を魔性の女と呼ばせていただきます。シヴュラってどこかしら魔性を持ってそうだよね。リモネとか特に(笑)。

 ドミヌーラの命令で姉妹はパルを組まされそう。妹は何か嬉しそうだけど、姉は・・・顔怖っ!(><) 部屋では失恋したフロエに当たったりユンが食事でたまねぎ残したのをからかったりしてカイムがストレス発散しています。もうこの辺りからカイムの方が悪いのでは?という匂いが漏れています。モリナス(CV.水樹奈々さん)は人知れず(?)ワポーリフ(CV.水沢史絵さん)と青春してるのはどーいうことでしょ(笑)。

 姉の行き過ぎた言葉をフロエに謝りに来たアルティ。「胸がウワーッってなって心臓が止まっちゃうかと思った」と恋した時の気持ちを話したフロエは自分にウソを吐かない真っ直ぐな子なんだね。先週は魔性の女扱いしてしまってごめんなさい。<(、、)> でもその後の「でも止まんなかった」には大笑いでしたわ、彼女らしくて(笑)。今回はさすがのフロエもめげていましたが、こんなところで終わる彼女ではないでしょう。少し立ち止まってから再び新たな恋に向けて急速発進、それが乙女のポリシーです(笑)。

 メッシスはどれだけボロなんだ。(^^; シヴュラが雨漏り修理に当たっています。パラ様って損な役が多いねぇ、まるで中間管理職のようだわ。(><) カイムが機嫌悪くパラ様に突っ掛かった後に壁蹴っ飛ばして凹ませて(穴開けたかも?)アーエルに見つかってからかわれていました(笑)。その後2人がシャワールーム、赤錆び出なくなったら水シャワーとか言ってましたね。この艦は墜ちないだけが取り得なのかもしれません。「洗っても落ちてくれない」のはあの夜の出来事の思い出なのか、それとも自分の心の疚しさなのか。アーエルのロングヘアは新鮮。(^^)

 さすがお嬢ロードレアモン、雷鳴って自分が怖いのにプライドが高くて、リモネが怖いでしょうから一緒に寝てあげるわなんてこと言ってます。マミーナもそこんところは良くわかってらっしゃる、ロードレがガクブルなのをね(笑)。リモネ、気を廻して無言でロードレのベッドに入ってあげました。エライね、リモネは。(^^; 歌を歌っていたのが妹でベッドで凶器じみた顔をしていたのが姉だったか。

 シムーンで出る時にカリムの方からアルティにキス。和解?とか思ったらとんでもございませんでした。アルティが口元を気にしているなと思ったら姉が彼女の唇を噛んで出血させてたのですね。姉の憎悪の根は深く妹との和解は現時点では修復不可に思えます。妹はパルになれることを喜んだように昔のような姉と良好な関係を望んでいるのですが如何せん姉が耳も貸さない感じですから。2人の乗ったシムーンはその関係を現すかのように暴走っぷりです。追いかけるネヴィリル・アーエル組も大変。(^^; シムーン宮に祈りが届かないってネヴィリルが言っていたような。

 礁国の空中補給基地もメッシス同様ボロい。今までコール・テンペストのシヴュラ達が良い環境にあったのはやはりその特殊な立場だったからではないかと。基地内にはネヴィリルとアルティが潜入、カリムとアーエルはシムーン内で待機・・・のはずだったのですが、ここでもカリムが暴走します。アーエルは2人の異常な状況に気づいていて「あんた達おかしい」ってストレートな物言いです。そこであの忌まわしい夜の出来事をアーエルに打ち明けるわけですが、ここでもアーエルが、「それってカリムの方が誘ったんじゃないの?」みたいなまたまたストレートな物言いをしてカリムの心に白波を立たせまくります。付け込んだのは妹でなくて自分、拒めなかったのではなく拒まなかった。いや誘い込んだの表現が最適か。アーエルは蓮っ葉な言い方だけどカリムの心の痛い部分にクリーンヒットさせています。

 そこで錯乱してしまったのかカリムはアルティを助けなくちゃと暴走開始。この暴走がしっかりセンサーに捉えられワラワラと敵兵が湧いて出てきました。(^^; その頃アルティもネヴィリルに姉との一件を打ち明けてました。妹の方は姉の曲がった考えとは真逆で姉を護る、そのために泉で男になるとの考えに一片の曇りもありません。姉がセンサーに引っかかったのがわかってシムーンに乗り込み離脱・・・のはずが姉乗り遅れ最悪な展開。下で妹が手を広げて待っていたのに落下したのはそことは違うところ。そこまでするほど妹が憎いかカリム。ネヴィリルが何とか助けたけどまったく何考えてるんだか。

 帰還後部屋で怪我した右腕の包帯を外して自分の血の味を確かめるカリム。「同じ味」と言ったのは妹アルティのそれと同じってことの他にも色んな「同じ」が入っているように感じます。この2人の関係に影響されたか些か能天気なアーエルと考えすぎるところのあるネヴィリルの間に微妙な溝ができつつあるようです。「歳を取らない自分の姿を見ている」とはアーエルに対して何を言いたかったのでしょうか。答えは次回に。(^^)