BLOOD+(BLOOD+)
アンシェル長兄はやはりカールを切り捨てましたか。カールがシュヴァリエになった訳が明かされていました。彼自身が望むことなく実験材料としてシュヴァリエに変えられてしまったようです。恐怖するカールの首筋に牙を立てて血を吸うディーヴァの妖艶なこと。(^^;
前回のジェームズとの戦いがあった後、ディーヴァの公演は全部中止になってしまいました。モニーク(CV.名塚佳織さん)はかなり積極的にカイに近づこうとしていますね。ハヴィアの5歳の誕生日ってことでその買い出しにカイを誘って2人でデートみたいなもんです。(^^; でもカイは素っ気無くてモニークの気持ちになど気づくはずもありません。小夜のことで頭がいっぱいな彼は、偶然に小夜の姿を見つけると目の色が変わり一目散に走って行ってしまいました。これで引き下がらないのがモニークの凄いところ。カイを追っかけて来て多少ビビリながらも小夜に誕生会への参加を促し結果参加を取り付けてしまいました。モニーク強し(笑)。
ハヴィアの誕生会には岡村と真央も参加しています。ルイスの作ったバースデーケーキはなかなか上手いなぁ。彼は元々はどんな職にあった人なんでしょうか、結構ナゾの人です。そこに現れた小夜、きちんとプレゼントを持って来ました。最初はその姿にハヴィア(CV.門脇舞さん)が怯えていましたが、プレゼントの中身が大きなクマのぬいぐるみであることがわかると現金なもので大喜びです(笑)。
でもパーティーの雰囲気には馴染めず別室の暗い部屋にいる小夜。小夜は父親代わりのジョージが良くしてくれたことも覚えていました。そこにカイは一筋の希望を見たのではないでしょうか。そこで小夜の耳に入って来たファントム(カール)の声。小夜は庭に出てカールと対峙、ロボも何体かいました。そして小夜側にはハジとカイ、そしてシフが登場しました。シフはずっと小夜の後を追っているっぽいね。1つ間違えるとストーカーみたいだけどね。(^^;
いつの時点かはわからないけどディーヴァに相手にされていないことがわかって小夜に心移りしたカール。ベトナム戦争の時に殺戮の限りを尽くした小夜に魅了されてからずっと小夜を追い続けていた彼は、心ならずもシュヴァリエとしてディーヴァの護衛役をさせられてしまい他のシュヴァリエとの関係も上手く行かず孤独に陥っていたのでしょうね。シュヴァリエである彼は自然と引き寄せられるように小夜に愛を感じてしまったと。しかし愛と憎しみは表裏一体でした。小夜にカールのとって来た行為が愛であるとは到底思えるはずもなく、完全翼手化したカールは小夜の体ごとその身を刀で刺し貫かれ憐れ結晶化してしまいました。
カールの最期を見届けたのはソロモン。こうなることはわかっていましたがアンシェルとの狭間に立たされてどうすることもできませんでした。内臓を傷つけないように小夜に刺さった刀を抜き、ディーヴァが一週間後にクリスチーナ島に向かうとまたまた密告してくれました。愛の表現はカールと違えどまたソロモンも小夜に惹かれる1人なのです。カールは仲間はいたけど真に心をかわせる者がいなかったのが彼を孤独にさせ暴走させてしまった原因でしょう。その点小夜は仲間がいながら仲間を傷つけたくないばかりに自ら孤独になろうとしています。でも周囲はそんなこと全然望んじゃいないのにね。カイにしかりシフの面々にしかり、そしてアンシェルが甘く見ている「赤い盾」にしかり、形は違えど小夜の側にいて援護射撃してくれる者がいます。全部1人で運命を背負おうとはせずに仲間の協力を仰げばディーヴァを討ってジョージ、リク、イレーヌ達の仇をとれる可能性も高まるんじゃないかな。
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