シムーン（SIMOUN）

　また第1話に戻った感覚を覚えたよママン。（；；）　まぁスタッフブログを書いているアーシャさんも「たとえ「わけわっかんない！！」と思っていても、耳をかっぽじってよーく聴いて、目を見開いてよーく見て、そして心を開いてよーーーーく感じて、そして考えてみるようにしてください。」と書いているので私も心の目でこの回を捉えたいと思います・・・んな器用なこと私にできるわけないじゃん。（＞＜）

　ドミヌーラとリモネが行方不明になってどんよりどよどよな雰囲気の中、シヴュラ達はボロロン艦メッシスから久しぶりにアルクス・プリーマに戻れました。大部屋から元の2人部屋に戻りましたが寂しい感じがするのは何故でしょうね。（＾＾；　そして再び元の位置まで戻そうとしているのはモリナスとワポーリフの仲。お互いぎこちないながらも何とか会話しようとしている姿がいじらしい。

　2国間で同盟が成された中で四の五の言っていられない状況になり刻一刻と追い詰められている宮国側のお上はとうとうシヴュラ達を巫女から戦士と見做す発言をしました。自問自答を繰り返し自分を鼓舞してネヴィリルがやっと復活の予感。ロードレアモンはなくなったぬいぐるみが気になるのか。（＾＾；　そして脳天気に鼻歌を歌うフロエ、恐らくは空元気なんでしょうけどもしかして2人が生きているって思ってる！？　

　以前巫女アングラスの自爆によってシムーンを破壊されてしまったコールのシヴュラ達のほとんどは泉に行ってしまい既に巫女ではないことを聞かされます。それは残ったコール・テンペストの面々が腹を括って戦えということに他なりません。自分の意思で泉に行く道を閉ざされたシヴュラ達はこれまで神聖な場所として近づくことを認められなかった禁断の地にある遺跡に向かう事になります。フロエの「これって強制ですか？」と再確認のような質問に必ず参加しなさいと言われてしまいました。（＾＾；

　徐々に勢いづき自らアーエルにキスをするネヴィリルと階段にくら〜く座っているパライエッタ、ダメダメな2人の差がここに来て離れてきました。マミーナを始め他のシヴュラ達が良い意味で変化見せる中パラ様だけが泉の底に沈殿しているようです。前回は玉砕覚悟でメッシスを動かしたワウフ艦長は2人の巫女を失ったことを詫びますが、彼自身はドミ姉とリモネは生きていると発言します。それは遺跡と何かしら関係がありそうな。

　出撃前のパラ様、ネヴィリルに話しかけるもネヴィリルは拒否しアーエルとパルになってその絆を見せつけます。ボーッとしている威厳なきパラ様に更なる追い討ち、「パラ様早く〜！」と格下の　に急かされる始末。今やるべきことを見出せず、コール・テンペストの要の1人である彼女が指示を出せなくてどんどんその居場所を失いプライドも失って行く有様が如実に描かれているのが圧巻ですよね。ホント悲しいぐらいにね。（；；）

　連合軍は新型シムーンを操りコール・テンペストと交戦状態に。その中でアーエル・ネヴィリル機は戦場を離れ単独で遺跡の中に。オルゴールのような風琴が鳴り何かを示しているようです。ネヴィリルが積極的になったせいで逆にアーエルが引きずられているような感じが面白い（笑）。ネヴィリルは以前来た事あるような感覚に・・・って、ココって泉じゃん。オナシアもいるし。（＾＾；　「私はどこにでもいる、そしてどこにもいない」・・・とんち問答ですか？（笑）　遺跡自体に時間の歪みを生じさせる力があるのか、それともオナシアがこの時空を司っているのかまだ全然わかりません。そして信仰深いユンとマミーナが遺跡内に降り、ユンが血相を変えてつかつかと奥に進んで行ってしまいマミーナ置いてけぼり（笑）。BGM最強でCD購入の方向に傾き。（＾＾）

　アーエルの言っていた「じいちゃんの言っていた通り」、じいちゃんは何をしていた人なんだろ？　遺跡の内部のことを知っていたのはなぜ？　そしてアーエルの名前と真の生い立ちは？　そして驚き、黒いシムーンに乗っていたのは爆死したはずのアングラスでした。見た目は傷つき死んでるようだけど腐ってるようには見えないね（ｺﾗｺﾗ）。死んでるというよりはぜんまいの切れたロボットのような感じ。まさかアーエルもアングラスも元は同じとか言わないよね・・・よね？（＾＾；　あーまたまたわからなくなって来た〜！　でもそれが楽しい、今後の展開が読めないだけにね。（＾＾）

　途中から観て話がわからないとお嘆きの方、1度何らかの方法で第1話から観始めることをお勧めします。（＾＾）　この話はとにかく言葉やらキャラやら世界観がわからないとまったく面白くないと思います。第1,2話の難関を抜けて視聴続けている私は勝ち組なのかもしれません（笑）。

「Simoun(シムーン)」オリジナルサウンドトラック I