猫の目ギラギラリン

アニメソング(アニソン)、アニカラが大好物で漫画・アニメも好物という死んでも治らないと思われるヲタ属性。他に社会で起こってることや民俗っぽいことや懐かしいことや動物・自然などにも興味を持つには持っているビミョーな匙加減なり。

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ツバサ・クロニクル

 人に歴史ありってことで主要メンバーの中では一番年上の黒鋼。レコルトの国の図書館で小狼の見た本によって黒鋼の少年時代の悲惨な出来事がわかってしまう話。これでもかって言うほどに黒鋼にとっては不幸の嵐でしたがその本を見て事実を知った純真な小狼は大変ショックを受けて項垂れ脱力です。(;;)

 ニホン国の諏倭領で幸せに暮らしていた少年時代の黒鋼。父は領主で母は巫女と言うなかなかに特殊な両親を持つ黒りんは父親に顔も性格も瓜二つ(笑)。諏倭姫(母親)に懐いている黒りんに嫉妬する父親ラブ(笑)。あー何か父親の言っていたことがわかるわぁー。だって知世姫が黒りんの母親に似てるんだから。

 病気がちな母親を思う優しい気持ちを持っている黒りんの生活は領内に突然現れた一匹の魔物によって失われました。父は最後まで魔物と戦い戦死、そして母は祈りを捧げている最中に異次元の扉が開かれたような状況になりそこから現れた何者かの剣で殺害されてしまいます。銀竜は父の形見の刀でしたか。

 両親の死に直面して我を忘れた黒りんの前にニホン国の帝である天照が現れますが、黒りんは彼女にまで刃を向けてしまう有様で、その状況に姫巫女の月読(知世姫)が籠から出て来て黒りんの前へ。怒り狂う黒りんは月読に襲い掛かりますが彼女の力で跳ね返されて木に括られてしまいます。そして目を開けたまま事切れていた諏倭姫の目を閉じさせて「お母様を眠らせて差し上げましょう」との月読の言葉に黒りん号泣・・・そしてこの本を読んでいた小狼は黒りんに「ごめんなさい」と詫びるのでした。何のことだかわからん周囲ですが、実直な小狼は彼の悲劇を今の今まで何も知らなかったことに対する自分を許せなかったのかもしれません。

 しっかし役が代わっても小林由美子さんの声はバレバレだなぁ〜(笑)。少年時代の黒りんの声を聴いているとどうにも東和馬の顔がチラついて困ります(笑)。