猫の目ギラギラリン

アニメソング(アニソン)、アニカラが大好物で漫画・アニメも好物という死んでも治らないと思われるヲタ属性。他に社会で起こってることや民俗っぽいことや懐かしいことや動物・自然などにも興味を持つには持っているビミョーな匙加減なり。

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新約「巨人の星」 花形

参考:日刊スポーツ 2006年8月9日(水) 特選情報
http://www.daily.co.jp/baseball/2006/08/08/0000085753.shtml

 主役は阪神タイガース花形満だ-。昭和40年代、少年少女を熱狂させた「巨人の星(原作=梶原一騎川崎のぼる)」が、40年の時を越えてよみがえる。リメイク版のタイトルは「新約『巨人の星』花形」。原作の主人公だった星飛雄馬の永遠のライバル・花形を中心にした新解釈で、熱き男たちが描かれる。阪神ファン必読の新連載は、9日発売の「週刊少年マガジン」でスタートする。

 コンビニで買った日刊スポーツ、一面を使った半ばCM的な記事に目が留まりました。最近『週刊少年マガジン』の感想書きを止めてしまいましたが、正直こーいうところがちょっと鼻に付くんだよね。『マガジン』自体はまだ買っているのでまず絵を見てみたのですが・・・本当に平凡です。(^^; これでストーリーが面白くなければ「原作ファンににぜひ読んでもらいたい」(編集部)といった淡い期待は真っ二つに打ち砕かれるのではないでしょうか。私は漫画は絵から入る人なのでこの絵では感情移入できません。そして「かつての“マガジン世代”である40代以上にも読んでもらいたい」とデイリーの方に書いてありましたが果たしてそう上手く行くかどうか疑問です。今回主役の花形満の絵に以前の花形は微塵も感じられません。これに『巨人の星』の冠を付ければ売れてしまうのかどうか今後に注目したいと思います。原作者の梶原一騎さんは故人なので物言えませんが、漫画を描いていた川崎のぼるさんは今回の「新約」についてはどう感じられているのでしょうかね。

 「新約」の作画は2002年に新人漫画賞佳作を受賞した24歳の新人漫画家村上よしゆきさんで連載の経験はないとのことです。「周囲にも反対され」たそうですが(そりゃそうだ)、一度漕ぎ出した船ですので失敗するにしても成功するにしてもも最後まで描き続けて欲しいと思います。