家なき子
http://www.tms-e.com/library/tokushu/ienakiko/
このアニメが今地元テレビで放送中なんだよね〜。私の歴代アニメベスト10に入る作品なのです。(^^) 巷で『シムーン』の止め絵が出崎色濃いと言われていますが、この『家なき子』は正にその出崎統氏が総監督を務めており、また総作画監督には杉野昭夫氏と豪華な顔ぶれです。またこのアニメ、「立体アニメーション」とタイトルにありますが、「それって何?」と疑問に思われた方はトムス・エンタテインメント(旧:東京ムービー新社)のHP(http://www.tms-e.com/library/tokushu/ienakiko/index04.html)をご覧下さい。
今回は第18話「ふりむくな レミ」で、刑務所から戻って来たビタリスと再び合流して動物達と一緒に芸をしてお金を稼ぎながら旅をしています。その前に白鳥号のミリガン夫人と息子のアーサーに出会っていました。この夫人が実は生みの親ということをまだレミは知りません。一方夫人の方はレミが自分の元を発ってからその事実を知ったのでした。白鳥号のいるローヌ河を離れて一座は冬のパリへ。
これからがレミに怒涛の不幸が襲うんだったよねぇ〜。犬のドルチェとゼルビーノが狼に殺され、猿のジョリクールは高熱を押して芸をやって死ぬんだった。ビタリスもレミを庇って天に召され・・・ウワ〜ン。(TT) でも、カピと一緒の旅の途中で出逢ったマチヤがすんごく良い奴でレミの精神的支えになってくれるんだよね。あ、今回も影線の多い止め絵が話の終わりの方で出て来ましたよ。とっても効果的。(^^)
それに今回の声の出演はレミ役の菅谷政子さんとビタリス役の近藤洋介さん(今はどうしてらっしゃるのでしょう?)、そして語り手の宇野重吉さんの3人だけでこれもスゴイよね。宇野重吉さんはすでに鬼籍の人ですが、『ルビーの指輪』で一世を風靡し現在も俳優として活躍している寺尾聰さんの実父です。えらい重鎮がこのアニメのナレーションをしていたのでした。(^^; 主題歌もなかなか良いのですが、歌は『愛のエプロン』にも時々出演している沢田亜矢子さんが歌っていました。ホントにこの作品は集まった人が贅沢です。(^^)
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