ツバサ・クロニクル
キイシムの力でキイシム国に転送された黒鋼、小狼、チュニャン(CV.伊藤静さん)、空汰(CV.陶山章央さん)の4人。サクラの羽はこの国のどこかにありますが、この国にとって羽は災いを齎す元凶でしかありません。実際にその羽があったのは以前キイシムを捕らえて操っていた領主の息子ブルガルのところで、彼はその大きな力を使って国と民を統治しようとしていたのでした。
ナユタヤ国にいるモコナも羽の波動を感じていて、地図を描いてナユタヤとキイシムが表裏一体の国であることを示すもファイに「適当な地図だね」とダメ出しを食らってしまいました。(><) ブルガルは人間の魂から作った秘術の石を使ってこの国の民を操りナユタヤの国を攻めるためにあらぬ噂を流して民衆心理を煽ります。
サクラはチュニャンの鏡を抱いて澄んだ川に入りファイと一緒に転送。戦いの場に一緒に行けなくて悔しい思いをしていたチュニャンはサクラが鏡を持ってきてくれたお蔭で最大限の力を発揮する事ができます。これで彼女も参戦可能。チュニャンの母親と良きライバルだったキイシムはチュニャンにも期待を寄せていますが「最高の秘術」のことは教えてくれずかなり手厳しいです。自ら学べと。
見た目に惑わされず本質を知る事・・・これはリアルでもなかなかできず耳に痛い言葉です。(^^; 空汰達のいるナユタヤ国の民もこの本質を知ることなくブルガルの罠に引っかかっていました。反省の極みです。チュニャンは翁力を発揮できる鏡をあえて使わずにキイシム国の民を説得する行動に出ます。これが彼女の母親の行動と瓜二つでキイシムも喜んでいるようです。「力を使わずして真の力となる」ことが秘術の極意、これを自分の身を持って知ったチュニャンはまた大きな力を得る事になりました。最終的に民もチュニャンの言葉を受け入れてくれ、残るはブルガルを倒すだけ。
ブルガルは四面楚歌の状況に陥って小狼にあっけなく倒され、小狼は見事に羽をゲットです。2つの国の架け橋になる役割を担ったチュニャンは重責ですが、彼女のことですからきっと必ずその責を果たしてくれることでしょう。そして色んな世界を巡る小狼やサクラはチュニャン以上に「架け橋」の役割を担っているのかもしれません。(^^)
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