今日からマ王！

　ユーリが魔笛で奏でた歌は『茶色の小瓶』？　村田にお守り代わりにと魔笛を持たされたユーリは国境近くへギュンターとギーゼラと一緒に向かいました。今回は珍しい組み合わせだね。魔族と人間の交流を分断している谷に橋を渡す工事をしています。20年前にはきちんと橋が架かっていたのですが戦争で無くなってしまったのでした。両者の関係がユーリのお蔭で改善され、再び橋を建設して互いの行き来ができるように人間がメインとなって只今着工中。

　様子を見に来た3人も交じってお手伝い、ユーリ1人は肉体労働。魔王自らご苦労様です（笑）。働いた後には水やおにぎりを分けてもらって和気藹々の雰囲気。しかし、そんな楽しい一時はヒカリオオカミの来襲でぶち壊しに。そこに助っ人として登場したのがアーダルベルト達、今は村人達を助ける役を買って出ていて今回も救助に。

　アーダルベルトとギーゼラってどんな関係なんでしょう？　父上ギュンターはアーダルベルトとは水と油、祖国を裏切ったと容赦ありません。でもギーゼラは違います。アーダルベルトの妻であったジュリアの部下だったギーゼラは彼に何か言いたいことがあるみたい。そしてアーダルベルトも・・・。娘から父上に意見する事など滅多にないのでしょうが、今回ばかりは納得がいかないようでギュンターにアーダルベルトの正しさを説いています。ジュリアの死を悲しんだのはアーダルベルトだけではないっていうのも正論だけど。

　月夜に1人出かけるギュンターと父の後を追いかける娘ギーゼラ。突然ギュンターの頭上から鋭利な凶器が降って来たと思ったらアーダルベルトに付いているキーナンが投げたものでした。ギュンターに追いついたギーゼラですが、キーナンの腕のケガを見て鬼軍曹に豹変。怖いです軍曹殿〜。（＞＜）　傷や火傷に効くアカンチ草を患部に当てて治療し、今度はアーダルベルトにも意見するギーゼラ。良いことと悪いことの分別が付いているのは彼女でそれをストレートに言ってのける清々しさがありますね。（＾＾）　再度ギュンターとアーダルベルトが揉めそうな気配の時にまたまたヒカリオオカミの襲撃。

　橋に火をつけただけでは物足りずに村の家々にも火をつける始末で手に負えません。ここぞと言う時の魔笛を吹こうとするもオオカミに妨害されて谷に転がり落ちてしまいました。それを拾いに降り笛を吹くユーリ、ヒカリオオカミ達は次々に消えて行きました。しかし、そこに燃えた橋の一部が落下しユーリ危機一髪のところでアーダルベルトが庇って難を逃れます・・・が、もっとデカイ橋の一部が落ちて来て2人もろともと思ったら今度はギュンターが庇いに入りました。魔王を助けるために身体を張った2人には敵も味方もありません。ユーリは気絶・・・オイオイ（笑）。

　ギュンターは今回の件でアーダルベルトに礼を言い、アーダルベルトはギーゼラに礼を言いました。ユーリを中心にここでも悪化していた関係が改善に向かっていますよ。（＾＾）　う〜ん、アーダルベルトとギーゼラってそのうちくっ付くんじゃない？　何かラブ臭がするんだけど（笑）。橋は貴族からの出資があって再び施工されることに。これで橋が完成したらユーリやジュリアの望む平和な世界にまた一歩前進することでしょう。（＾＾）

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