あさっての方向。

　身体だけ成長したドジっ子からだ（CV.藤村歩さん）とこどもに戻っても性格は山椒のように辛いままの椒子（CV.伊藤静さん）が1つ屋根の下で生活を始めました。いつ元の姿に戻れるともわからない2人に不安の色は濃いのですが、やはりここはお姉さんだった椒子の方が落ち着いているというか諦めているというべきか。彼女にとっては呉越同舟な状況でのスタートですが、同じところでやりくりして行くうちにからだに馴染んで来ると思います。食事は美味しいけどその外の点ではからだから目を離せないのもありますしね。（＾＾；

　デパートで大人用の服や靴を買ったからだとからだの白くて大きなリボンを付けた椒子。2人で同じベッドで寝ますが夢で涙を流すからだを見て何を想うのか椒子。尋（CV.日野聡さん）は連日からだを捜しているけど見つからずにかなり落ち込んでいる様子です。喫茶店を営む透子（CV.渡辺明乃さん）の弟徹允（CV.野村勝人さん）も気になる女の子のからだがいなくなってやきもきして尋に当たったりなんかしてます。（＾＾；

　椒子がからだに知られずに尋のケータイにメールを入れて居場所を知らせました。もちろん尋は居場所である椒子の部屋に直行です。しかし目の前に現れたのはからだのリボンを付けた小さな女の子、これが元カノとは間違っても思いません。だから椒子も妹と偽って尋とお話します。からだはこの時外出中。即座に灰皿を出す「妹」ですが、こども扱いをした尋はベランダでタバコを吸い始めました。ちょっとイラっと来たね、椒子は（笑）。さらに「お姉さん、こんなに綺麗好きだったっけ？」の発言に爆発し「妹」として「甲斐性なしのろくでなし」発言でやり返す椒子は痴話ゲンカそのものです。（＾＾；

　妹に敬語使ったりしてヘンだなと思っていたらやっぱりからだは実の妹じゃなかったのでした。からだを引き取って面倒を見るために椒子の元を離れてしまったことがわかった椒子としてはどうしてその話を自分にしてくれなかったのかというやり切れない思いで一杯です。そりゃそうだ、ベッドまでともにする程の間柄だった自分の彼氏がこんな重い選択をしていたことを知らず、彼女なのに何もしてあげられなかったやり切れなさ、そして何も言ってくれなかった尋に対する怒りにも似た感情が沸々とわき上がったのは当然です。とまりを選択したことで彼女に対する嫉妬もあるでしょう。色々考えた末の行動で彼女から離れたとは思うけどこれは尋が100％悪い、謝りたまえ。（＾＾；　通常の身体だったらビンタ一発張ってやるところだったけど小さい身体では腿や胴のところを叩くのが精一杯です。泣きながら尋を叩く椒子の気持ちを考えるとかなり辛いねぇ。（＞＜）　そして成長したからだと尋のご対面。「はじめまして」は照れ隠しか、こちらもかなり辛いねぇ。（；；）

TVアニメ「あさっての方向。」OP主題歌 光の季節