猫の目ギラギラリン

アニメソング(アニソン)、アニカラが大好物で漫画・アニメも好物という死んでも治らないと思われるヲタ属性。他に社会で起こってることや民俗っぽいことや懐かしいことや動物・自然などにも興味を持つには持っているビミョーな匙加減なり。

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少女チャングムの夢

 人間周囲から褒め称えられるとお鼻が高くなってくるもの。チャングムも例外ではありませんでした。本人は無意識ではありますが黒いチャングムが頭を擡げて来てます。それがわかったのはハン尚宮(CV.藤本喜久子さん)・・・とネヴィ様、もといチェ尚宮(CV,高橋理恵子さん)でした。

 国王中宗を助けたことで自分のみならずスラッカンの評価も上げたことでチャングム達は最高尚宮より誉められます。おや、ヨンノ(CV.高乃麗さん)もえらく黒いお顔になっていますなぁ(笑)。今回の功績で書庫にも出入り自由になったチャングムは毎日のように入り浸って本を読んでは料理の勉強をしています。それは良いのですがそのことで遅刻が常習化し、料理も本の受け売りで国王に塩水で浸したリンゴをそのまま出す始末。その時苦虫を潰したような表情をしたハン尚宮の顔はチャングムには見えませんでしたね。(><)

 チャングムは勝手にカン・ドックに頼んで禁じ手である宮中の外から食材の辛子を調達する行動に出てしまいました。ついこの間ヘヤ医女のことで大変な事件に発展したばかりなのに。ハン尚宮チャングムが良くない方向に走っているのがわかって書庫への出入り禁止を命じますが、それでもチャングムにはなぜそんなことを言うのかわかりません。命を破ってまた書庫へ。出入りを禁じている書庫にまで入ってそこで「宮中味書」を見つけます。この本を見つけたために仲間を巻き込む大問題に発展してしまいます。

 これ以上チャングムに引き離されまいとチェ尚宮クミョンに自分の隠し持っている「宮中味書」の本の写しで勉強させます。この本を写す行為は禁じ手でバレたら宮中から追放処分という重い罪に問われます。さすがはネヴィ様だけはあります(笑)。しかしこの話を立ち聞きしていたのがヨンノ、これを聞いてチャングムサイドのチャンイにそのうちみんなクミョンにひれ伏すことになるなんて喧嘩を売って結局強力な本の存在まで喋ってしまいます。この迂闊者!(^^; でも彼女よりももっと迂闊だったのがチャングムでした。ヨンノの話を聞いて「宮中味書」のことだとわかった彼女はチャンイ、ヨンセンと結託して書庫に出向き、管理人に料理の賄賂を掴ませている間にチャングムが目当ての本を盗み出すというチェ尚宮やヨンノもビックリな黒さを見せてくれました。

 ヨンノが本の存在を喋ったことをクミョンから聞いたチェ尚宮は好奇心旺盛で負けず嫌いなチャングムの気持ちを読みやはり書庫へと向かいます。そして出くわしたチャングム達が去った後に書庫から例の本がなくなっていることを確認した後に他の尚宮達を連れてチャングムの元へ。無断で借りて来てしまっただけでも罪なのに書き写している最中に転寝していたチャンイが誤って机に置いてあった蝋燭を倒して本が燃えてしまう最悪な事態に。チェ尚宮にとっては予想外の良い状況になっていましたが、そこにみんなが踏み込んでジ・エンド。現行犯タイーホの3人は次回予告で追放処分になったようです。まんまとチェ尚宮のワナに引っかかったわけですが、その大元を作ったのはチャングムであり、ハン尚宮の言うことを聞いてさえいれば仲間まで巻き込む最悪な事態にはなりませんでした。すべてはチャングムが至らなかったばかりに起こってしまったことなのです。(;;)

 ヘヤ医女は本来なら死罪のところを、チャングムの訴えと国王の温情によってミン・ジョンホが連行していた兵を上手く誤魔化して彼女の縄を切りました。国王の命は都に足を踏み入れることを禁ずることとヘヤの名前を以後名乗らないことの2点でした。父親も無事合流してこれからは今までの殺伐さとは違い平穏な生活を送ることと思います。これもチャングムのお蔭でもあるのですが当の彼女は自分勝手な事をして追放処分ですからね。もしかしてヘヤが今後救いの手を伸ばしてくれたりするのかな。とにかくチャングム達3人の今後が大変心配です。(><)

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少女チャングムの夢―アニメコミックス (4) (MFコミックス)

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