全部ホンネの笑える話 2006 vol.7(秋田書店)
この雑誌、初めて買ってみたのですが、私が苦手とする投稿系の漫画が少ないので読みやすかったです。
吉田美紀子、阿部川キネコ、人見茜、小笠原朋子、秋吉由美子、いのうえさきこ、とりのなん子、渡辺ペコ、宮原るり、安田弘之、さかくらりま、野中のばら、魔夜峰央、浜口乃理子、阿部潤、鯖玉弓、榎本俊二、小沢カオル、三国正、國廣幸亜、うぐいすみつる、流水りんこ、施川ユウキ、犬養ヒロ、佐伯紫絵、ロドリゲス井之介、北沢バンビ、おおた綾乃
のラインナップって結構凄いと思うのですが。普通の4コマ漫画誌でも個人的な順位付けで下位のものは抜かれるね。(^^; 面白かったのは阿部川先生の自虐的な漫画(笑)。何通りの描き方できるんだろ、この先生は。「あたしがやりましたぁ〜〜〜っ!!」って笑ってはいけないんだろうけど爆笑しました。(^^) 宮原先生の旦那の寝言話も笑った。私もこどもの頃、布団から起きて立ち上がったと思ったら「もうだめだ〜」と言って倒れて寝てしまったことをしっかりと母親に書き留められていた経験があります。(^^; これって自分ではどうにもできないからねぇ。他の先生の漫画も自分が経験したネタを漫画にされている方が多く意外に掘り出し物が見つかるかもかも。(^^)
また、今回手塚治虫先生の『マコとルミとチイ』が載っています。この漫画を見るにこの姿が本当なら手塚先生はかなりの変わり者なんだなと思いました。奥さんが上手く夫を操縦したから(失礼・笑)夫婦として上手く行ったのかなぁ。(^^; この漫画がどういうものなのかがどこにも書いてないのがいただけないところです。自分で確認したらウィキペディアに『マコとルミとチイ』がありました。「1979年から1981年に『主婦の友』(主婦の友社)において連載」されていた漫画でした。あれ? この漫画に登場しているのって手塚先生自身じゃなくて大寒鉄郎と言う名前だったんだ。そう言えばこの漫画に登場する奥さんは律子でした。早とちり。(^^; でも、実のこどもの名前が手塚眞に手塚るみ子に手塚千以子ですから、まんざら手塚先生自身と関係ないわけではないようです。せっかく面白い漫画を抜き出して来たのに雑誌サイドで宣伝する力が弱い、弱すぎです。勿体無い。(^^;
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2006/11/16
- メディア: 雑誌
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マコとルミとチイ―The best 2 stories by Osamu Tezuka (秋田文庫)
- 作者: 手塚治虫
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2001/11/01
- メディア: 文庫
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