あさっての方向。
最終話で個人的に意外な展開があったと思っているので、まだ放映中の地域にお住まいでこの作品を視聴されている方はここを読まないことをおススメします。(^^)
最終話。同じ女性としてからだ(CV.藤村歩さん)の初恋を知った椒子(CV.渡辺明乃さん)はその事実を尋(CV.日野聡さん)に告げます。それはからだが人間として成長している証しで、今まで事実から目を背け止まっていた尋にも逃げない強い意志を与えてくれました。2人で電車に乗ってからだを迎えに行きます。
徹充(CV.野村勝人さん)はなかなか素直になれません。恐らく大きなからだ(偽名:佐藤さん)の言った事はわかってるんだけどあまりにも現実離れしすぎていてその事実を認めたくないって感じです。そこで助け舟を出したのはペンションの主人でした。ごちゃごちゃ言ってましたが要は世の中には不思議な事がたくさんあるけどそれって素敵なことじゃない?と言いたかったようでした。徹充は主人の言葉をすんなり受け入れることにしました。このあまりにも真っ直ぐすぎるところが彼の最大の持ち味だよね、素晴らしい。(^^)
沈んでいたからだに椒子が声をかけて徹充のことが好きなのねとストレートに質問をぶつけると、図星をさされたからだは泣き出してしまいます。精神のバランスが崩れっぱなしなからだは徹充のことや尋と椒子の仲を裂いたと思い込んでる罪悪感からいたたまれずその場から逃走。そして青春万歳! 徹充が自転車でからだを追いかけます。真正面からからだの前に現れた徹充は(からだがまた逃げても)「何度だって捜すぞ、何度だって見つけてやる」と言った後に「好きだ!!」・・・凄すぎます彼(笑)。モーレツに青春する熱血馬鹿徹充の心からの言葉がやっとからだに届きました。(^^)
尋と椒子もお互いに心の内を見せ合って和解。夕暮れ時の海岸沿いの道を歩く4人が印象的でした。そして4人はペンションを後にし残るは琴美1人。そしてこの琴美がこの物語のキーマンになるとは大どんでん返しでした。(@0@) 琴美に父親から電話がありましたがそこで願い石のことを父に色々聞いたのかな。電車での帰り際、ホームに1人椒子だけを呼び出しこれからも友達ってことで彼女を抱きしめた時にさりげなくスカートの後ろポケットに願い石を忍ばせました。この石がからだと椒子を元に戻したのは確実。ただのサブキャラと思っていたのは大間違い、さすが小清水亜美さんの演じるキャラクターは一癖あります(笑)。ただのサブキャラは徹充のお姉ちゃんでした(コラコラ・笑)。
その後の尋、椒子、からだの3人はどうなったかと言うと一緒に楽しく暮らしているみたいですね。部屋にセーラー服が吊られていたのでからだが中学生になったことを意味するアイテムだと思います。間違っても尋と椒子のお楽しみのアイテムではないと思いたい(作品崩壊だわ・笑)。徹充とからだはまだお友達なのかお付き合いしてるのかは描かれていませんでしたがそこは各々の想像にお任せするってことですね。(^^) 1クールと短いお話でしたが上手く纏めていたし、風景も楽しめたし、BGMで「傘」がかかったときは泣けたし、最後のどんでん返しには口あんぐりでした(笑)。製作スタッフの皆さん&演じられた声優の皆さん、今まで楽しい一時をありがとうございました。(^^)
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