猫の目ギラギラリン

アニメソング(アニソン)、アニカラが大好物で漫画・アニメも好物という死んでも治らないと思われるヲタ属性。他に社会で起こってることや民俗っぽいことや懐かしいことや動物・自然などにも興味を持つには持っているビミョーな匙加減なり。

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アニメージュ初代編集長尾形英夫氏死去

http://www.asahi.com/obituaries/update/0125/006.html

 尾形英夫さん(おがた・ひでお=徳間書店元常務)は25日死去、73歳。葬儀は近親者のみで行う。

 アニメ情報誌「アニメージュ」初代編集長で、同誌連載の宮崎駿さん作の漫画「風の谷のナウシカ」の映画化を企画した。

 私が初めて自分のお小遣いで『アニメージュ』を購入したのは1982年2月号、『セロ弾きのゴーシュ』が表紙だった時でした。id:gmaxさんのダイアリーを見て驚くとともに昭和の匂いがしたアニメに関係した方がまた1人別な世界に行ってしまったという大きな寂しさを感じました。

 一時購読を止めていましたが以前の仕事の関係もあって1990年代後半から再び購読し始め現在に至っています。私が持っている、2004年に尾形氏が出した『あの旗を撃て!』あの旗を撃て!―『アニメージュ』血風録には『アニメージュ』やジブリアニメに関することが載っていますが、『アニメージュ』創刊時のメンバーの1人がスタジオジブリのプロデューサーでお馴染みの鈴木敏夫氏でした。尾形氏の著書の中に『アニメージュ』創刊時の口絵に寄せられたアニメ・漫画関係者のお祝いの言葉やイラストやらが載っているのですが、既に他界されている方のお名前を複数見て取れます。それだけ創刊号(1978年7月号)から長い年月が経ってしまったということになります。色んなアニメ雑誌が創刊されては消え行く中で『アニメージュ』が今まで生き残っているのは創刊時のメンバーがしっかりその土台を作ったからだと思います。

 私が中学時代にアニメにハマった時に初めて誌面でその情報を得たのは『ジ・アニメ』であり『アニメージュ』でした。尾形氏とは面識も何もありませんが大変お世話になった気がします。これまでの功績を讃えますとともに謹んでお悔やみ申し上げます。