猫の目ギラギラリン

アニメソング(アニソン)、アニカラが大好物で漫画・アニメも好物という死んでも治らないと思われるヲタ属性。他に社会で起こってることや民俗っぽいことや懐かしいことや動物・自然などにも興味を持つには持っているビミョーな匙加減なり。

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地球へ…

 これまでは大きなお目々のグランドマザーに言われるままに動いていたキースでしたが、今回は自分の意志を通してしまったがためにミュウと同じ扱いをされてしまいました。(;;) それにしても最終回に逝ってしまう方が多かったですよね。ジョミーにキース、ミュウの長老達、オレンジ、もといマードック大佐(CV.成田剣さん)と
ミシェル(CV.中塚玲さん)……など、多くの人間とミュウを救うために命を賭けた人達がいました。

 キースとジョミーの本気でない決闘からグランドマザーとの闘いに移行。今まで傀儡として尽くして来たのにいう事を聞かないと知れば容赦なく攻撃して死を与えようとする冷酷なマザー。先にキースが撃たれしばらくしてジョミーも背後から撃たれてしまいました。

 グランドマザーが暴走、メギドを地球に使って人間もミュウもやっつけろですか。(^^; キースとジョミーの心からの言葉に人間とミュウ双方が力を合わせてメギドを破壊することに成功しますが、マードック大佐と大佐を愛していたミシェルを乗せた艦がメギドに特攻し散ってしまいました。また地下で育てられていた人間のこども達を助けるためにミュウの長老達が輪になってミュウの母艦に転送させて次世代に地球のことを託しました。フィシスも長老達と同じ場所にいたのですが、まだ必要な存在として彼女もこども達と同じように転送されてしまいます。フィシスはこの後人間のこども達をも育てる「女神」になるのかもしれません。

 最後の最後に和解できたキースとジョミー。2人横たわっていたうち先にジョミーが逝ってしまって、残ったキースが「最期まで私は独りか……」と言い残して逝ったのが印象的でした。これまでは独りだったキースもサムやシロエ、最近ではマツカが絡んでくれて、最期はミュウの長と横たわって独りではなかったんだよね。最期のかっこつけと言うか、やることをやって満足した死を迎える直前のちょっと余裕ぶった言葉にも思えました。

 兎にも角にも人間側の長とミュウ側の長に後のことを任されたトォニィは責任重大ですが、ジョミーのやって来たことがきちんと理解できたようなので、ミュウと人間の橋渡し役となれるように今後尽力して欲しいですよね。歴代の長に倣って補聴器を付けたのはその決意の表れでしょう。はじめの頃は面白くなるかなぁと不安を持って観ていましたが杞憂に終わり最後まで観続けました。(^^)