猫の目ギラギラリン

アニメソング(アニソン)、アニカラが大好物で漫画・アニメも好物という死んでも治らないと思われるヲタ属性。他に社会で起こってることや民俗っぽいことや懐かしいことや動物・自然などにも興味を持つには持っているビミョーな匙加減なり。

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8時だョ!全員集合SP

 昨日も前フリで書きましたが、以前DVDで観た『コント55号』(萩本欽一さん&坂上二郎さん)のコント同様にまったくその面白さが色褪せていないどころか今の方が笑えるぐらいなのは一体何なのでしょうね。今は失敗したら切って修正してしまえばオッケーなのですが、『全員集合』は生放送なので大変だったと思います。だから停電だのボヤだのセットが壊れるだの色んなハプニングが起こり、それもすべて放送時間の中に内包されてしまいます。そんなハプニングをも楽しんでしまう出演者とお客さん、良い時代だったように思います。

 そして初公開は放送時間外(CM中)でどんなことをしていたのか?の映像でした。非常に感心したのはザ・ドリフターズのリーダーいかりや長介さんが前説を務めていたことです。何度も「8時だよ!」「全員集合!」の掛け合いを何度もお客さんと練習するいかりやさんの姿がありました。それも生放送開始ギリギリまで。大人気コントグループのリーダーが舞台前に出て来てあんな懸命に前説されたらそりゃあお客さんと阿吽の呼吸が出来てしまいますって。生放送が始まってのCM中にもその時間をいかりやさんはお客さんへの簡単な案内に費やしてるんですよね。CMのお値段なんて喋ってましたね(笑)。もちろんこんないかりやさん初めて観たけど、この姿勢が今でも楽しめる雰囲気をも作り出しているんだなぁとつくづく感心するばかりでした。生放送の後半はいかりやさんがやることないからあんなことやってたんだというように誰かさんは毒づいていましたが(加藤茶さんだったか!?・笑)。

 ザ・ドリフターズはいかりやさんの他に志村けんさん、加藤茶さん、仲本工事さん、高木ブーさんの5人としての姿がメジャーだと思いますが、今回チラっと名前が出たとおり荒井注さんが志村けんさんが加入する前のメンバーでした。志村さんはそれまで「坊や」(付き人)扱いでしたので大出世ですよね。今回残念だった点を挙げるとすれば、注さんのコントシーンがなかったことかな。次回もあるならぜひ。(^^; 毎回ゲストにはその時代のアイドルや三船敏郎さん、菅原文太さん、若山富三郎さんなど映画の大スターなどレアな大御所も出演されていました。アイドルでも榊原郁恵さんや高田みづえさんの演技は上手かった。アイドルじゃないけど研ナオコさんも(笑)。キャンディーズは超売れっ子アイドルだったのに結構過激なことをさせられていましたけどあれでもオッケーだった当時バンザイ(コラコラ・笑)。あ、「ドリフのドリフのクビチョンパ」ってCMのフレーズ今思い出した。確か鉛筆か何かの景品だったような。(^^;