テレパシー少女 蘭（テレパシー少女蘭） 第2話

　蘭（CV.加藤英美里さん）と翠（CV.植田佳奈さん）のテレパシー能力が周囲にわかるはずもなく、転校生の翠の頬を引っ叩いてしまった蘭の立場が悪くなってしまいました。大原先生（CV.折笠富美子さん）が2人の間に割って入り諍いを止め、その後蘭を呼び出して話を聴こうとしましたが何となくその表情に違和感が。

　テスト勉強もろくすっぽしていないのに隣の冴子（CV.佐藤利奈さん）と答案を交換して採点してみれば蘭は100点満点。これで仲良かった冴子にも嘘つき・裏切り者のレッテルを貼られてしまいました。翠も蘭と同じく満点を取っています。

　この後も蘭と翠のテレパシー能力を使ったやりとりがあります。翠が蘭に「バケモノ」と執拗に言っているってことは、翠自身がそう言われた経験があるかそう言われることを恐れていると思われます。病院送りや人体実験を口にしたのもその表れか。蘭の特殊能力もそのうちバレてしまうのでしょうか。そして、もしバレた時の周囲の反応はどうでしょう。今の険悪な雰囲気なら間違いなく「バケモノ」のレッテルを貼られるでしょう。留衣（CV.下和田裕貴さん）以外。翠がワナを仕掛ける可能性だってありますよね。周囲の心の声が入って来るのは『コードギアス 反逆のルルーシュ』のマオと同じかな。彼にとってはノイズ以外の何物でもありませんでしたが、今の蘭にとってもそれは同じだと思います。犬や猫の声は聴こえないのね、バウリンガルミャウリンガル。

　街で次々に起こる不可思議な事件、その事件に関わった人達の記憶は操作されたがごとく一部記憶がなくなっています。そして動物の襲撃……今回仲の良い犬が蘭達を襲ったことも何か関係がありそうです。冴子、そして留衣が連れ去られたのは翠の仕業ではなさそうに思えますがどうなのでしょう。何の理由で連れ去ったのかは次回へ。
絵コンテが四分一節子さん、1980年代に既にお名前を見ているベテランさんですわぁ。（＾＾）

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テレパシー少女「蘭」（6）　私の中に何かがいる　後編 (シリウスKC)