NHKアーカイブス
●プライム10「救え!かけがえのない地球 砂漠とたたかい続ける男 〜85歳、緑化にかける情熱〜」
http://www.nhk.or.jp/archives/nhk-archives/past/2008/h090221.html
地球温暖化、大気汚染・・・ 今、地球環境の危機が叫ばれている。
砂漠化も年々進んでいる。その緑化に、30年以上前から取り組んできた1人の日本人がいる。農学博士、遠山正瑛さん。1972年に鳥取大学を退官した後も研究を続け、1991年、中国内モンゴル自治区の広大な砂漠で植栽を始めたのである。
遠山さんは、2004年、97歳でこの世を去ったが、その意志は多くのボランティア、そして現地の人たちに受け継がれ、かつての不毛の地には、今、池ができ、畑ができ、砂漠の中のオアシスへと変貌を遂げている。
遠山さんはとてつもない変わり者です。しかし、揺るがない意思を持った変わり者が初志貫徹した功績はとても大きい。たまたまこの番組を観たのですが、老いてもなお自分の足で現地入りして指揮を執っている姿や一本一本の木々が成長して立派な森になったところを見てさすがにウルッと来ましたよ。人の後ろなんて歩かなくていい、自分の信念を行動に変えればいい……遠山さんを見てそう思いました。
- 作者: 後藤臣彦
- 出版社/メーカー: 原書房
- 発売日: 2006/11
- メディア: 単行本
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