ふたごもんじゃ 第1巻

　いつも行ってる比較的大きな書店に1冊しかなかった『ふたごもんじゃ』第1巻（矢直ちなみ先生）を無事お買い上げ。「奈乃」「香乃」って呼んだり呼ばれていたりするからてっきりその名前かと思ったら「奈乃子」「香乃子」だったわ。初っ端の設定忘れてた。（＾＾；

　帯に胸キュンとか書いてあるから小学生女児の初恋でも描かれているのかと勘違いされる方がいるかもしれませんが、そんなことは今のところ全くなく双子（一卵性双生児）の女の子のごくごく普通な（？）日常が描かれています。恋については今後描かれるかもしれないけどね。

　双子であるがゆえの悩みがあり時にお互いの歯車がかみ合わなかったりもするけど、髪型を変えようが服を変えようが大元の部分では誰よりも分かり合っているのですよ。（＾＾）

　奈乃子と香乃子の良き理解者がパパとママであり、担任の田中先生であったり、親友のクニちゃんだったりと結構人間関係には恵まれています。問題発言連発の大原先生も基本的には良い奴だし、田中先生と双子（二卵性双生児）の鈴ちゃんが奈乃・香乃にとってステキなお姉さん役として動いていて素晴らしい。2人は結構彼女に救われていると思います。ナイスバディー、はこどもには関係ない話（笑）。

　ほんわか系漫画を得意としている矢直先生が第1巻の終盤に登場した博物館の沖島さんを今後どう描いて行くのか気がかりかな。これだけで消えてしまうにはちともったいない。あ、あとカバー裏というか下というか、そこも漫画が楽しめますよ。「ふたごもんじゃ13」……私の目の前にある本棚に『フィギュア17』ってタイトルのコミックスがあるん……あっ！（笑）

ふたごもんじゃ（１） (バンブーコミックス)