僕らはみんな河合荘 第1巻
書店で7冊ほど平積みになっていた『僕らはみんな河合荘』第1巻(宮原るり先生)を買った。この漫画を読もうと『ヤングキングOURS』を買ってはみたけど他に読みたいものがなくて結局1話だけ読んでコミックス待ちになっていました。
今まで主に4コマ漫画誌などでその名を馳せたけど、青年誌、それも非4コマという形態に順応できるか些か心配ではありました。が、コミックスを読んでみてそんな心配も雲散霧消(笑)。いつもの通りカバー裏から本編のおまけページに至るまで旺盛なサービス精神も健在です。
小刻みにテンポ良く発射される言葉遊び(作品タイトルも含めて)やギャグなどの宮原節も心地よく、彼女の描く作品に良く出てくるヘンタイさんもこの作品にしっかりといます。ドMのシロさんな(笑)。
でも他の河合荘の面々もそれぞれ変わっていますよね。自分の思いをなかなか表すことの出来ない文学少女の律ちゃんや住人に振り回される主人公(?)の宇佐がその中でも一番マトモ。(^^; マトモではないけど(笑)住子さんが私は一番好き。私が多感な頃だったら絶対に軽蔑するタイプだったはずなのに。彼女の「下半身新品」(=ドー○ー)は名言(笑)。逆に苦手なのは彩花さん。住子とは別の意味で女の武器を使いすぎ。(^^;
噂が広まればこの作品もかのバレンタイン時の『まんがタイムスペシャル』表紙のようにさらに人気出ちゃうだろうなぁー。そこが『小学生日記』も持っている私としては嬉しくも少々寂しく思えたり。でもいいものはいい!広まって当然売れて当然。(^^)
- 作者: 宮原るり
- 出版社/メーカー: 少年画報社
- 発売日: 2011/05/30
- メディア: コミック
- 購入: 5人 クリック: 111回
- この商品を含むブログ (52件) を見る
- 作者: 宮原るり
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2006/08/16
- メディア: 単行本
- 購入: 4人 クリック: 31回
- この商品を含むブログ (21件) を見る