猫の目ギラギラリン

アニメソング(アニソン)、アニカラが大好物で漫画・アニメも好物という死んでも治らないと思われるヲタ属性。他に社会で起こってることや民俗っぽいことや懐かしいことや動物・自然などにも興味を持つには持っているビミョーな匙加減なり。

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「ものもらい」のことを何と呼ぶ?

http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/katei/news/20061101ddm013100072000c.html
 前回「ばんそうこう」のこと(http://d.hatena.ne.jp/karinto/20060922/p5)を書きましたが、今回も毎日新聞さんが方言ネタを記事にしてくれました。今回はまぶたにできる「ものもらい」(麦粒腫)についてですが、私はこどもの頃からずっと「ものもらい」ですね。でも周囲で「めんちょ」って言葉は聞いた事あります。少数意見のようですが。私は北関東生まれの父と四国生まれの母のミックスで言葉の使い方についてはかなり曖昧なところがあります。母方の県で多い「めいぼ」は聴いたかなー、あまり使わないからちょっと記憶にないなぁ。関西で使われている「めいぼ」や「めばちこ」など「め」で始まる言葉の方が古いんじゃないかな。そこまで記事になっていると素晴らしいんだけど残念。ロート製薬のHP(http://www.rclub2.rohto.co.jp/clinic/mono/jmap.cgi)にも「ものもらい」の全国分布地図が載っているのですが、それはそれで役立つとして、アドレスの扉のところに出るナースさんアイコンの萌え度の高さが気になりました(笑)。

 それから、何かに手や足をぶつけて内出血になることを何と呼ぶかですが、私はずーっと「内出血」です。(^^; 「あおたん」を耳にしたのは上京してからかな、とにかくかなり遅かったと思います。初めて聴いた時に花札のことかと思ったぐらいですから。(^^; 「あおにえ」は母が良く使っています。使ってる地域の出身にヒットします。「青」派と「黒」派があるようですがウチの家族や周囲は「青」の方しか使ったことがないです。ウィふり調査団(http://we.freeml.com/chousa/aotan.html)のところで福島の「ぶんず色になった」は聴いた事がないですが、年配の学校の先生が「ぶんど色」と話していたのを聴いた事があります。その先生は「黄色」も「きゅーろ」って言う方でした。未だに「ぶんど色」が何色なのかわかりません、「ぶどう色」(巨峰やデラウェアみたいな)のことでしょうかね?(^^;

 「鳥肌」については私は「鳥肌」そのまんまですね。ただ県内出身者で「さむいぼ」を使っていた方もいたので何とも言えません。鹿児島では頭の事を「びんた」と言うそうですがこれは「鬢」(ビン)が語源になるんじゃないかな。こっちの方では「びんた」って言ったら「平手打ち」のことに意味が変わってしまいますよね。(^^; 「びんちょ」はウチの母が使います。「おしりの穴を「けつめど」(茨城)」・・・ウチの方も使うけど決して品の良い言葉じゃないよね(笑)。「目処がつく」の「めど」なんだろうけど。

全国アホ・バカ分布考―はるかなる言葉の旅路 (新潮文庫)

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