働きマン
松方、そして千葉真(CV.長嶝高士さん)の熱さに泣けた!(;ー;) 営業と販売、部署は違えど通ずるところがあって思わず込み上げて来てしまいました。(^^;
夏目先生の「54」の雑誌連載が好評でとうとう本の出版まで漕ぎ着けたんですね。それで松方がノリノリで初刷りで大きな数字を営業の千葉に提示するのですが、彼は松方の提示する数字を飲む事ができませんでした。やはり最初大きな数字で行って失敗したら各方面に迷惑をかけるし自分も詰め腹を切らされますから慎重になるのもわかります。
けど、千葉がデスクワークのみの人間と考え方が違っていたのは、末端の書店にきちんと足を運んで売り場をチェックして店長と話していたからなんですね。どこでもそうだと思うのですが末端の状況を知らないと知っているとでは大違いです。千葉は松方の意見を拒否しましたが、書店で見た現実を鑑みて自分の考えを改め、上司と一戦交えてまで自分の思いを押し通しました。
確かに事なかれで上司の顔色を窺いながら書店の店長と雑談してご機嫌とりながら人間関係そつなくやって行くのも一つの手ではあるのでしょう。人それぞれだけど私の考えややり方は松方や千葉寄りなのです。間違っても松方の彼氏のように「営業の身になって」的な考えとは相容れません。時にはやや大きめの失敗もします。でもリスクなしで売り上げや利益を上げるなんて上手い話はどこにもないんですよ。データはあっても最後は今までに自分が培ってきた経験と勘勝負、あの大きな流れを感じてここで攻めなきゃいつ攻めるんだって感じです。(^^)
千葉が上司を押し切って初版4万を取ったことがわかり松方が喜んだのも、そしてそれでも発売日完売のお店が相次いで即日大増刷がかかった時に千葉が喜んだのも感情移入しまくりでねぇ・・・参った(笑)。夏目先生のパーティーで松方がきちんと裏方役の千葉を紹介していたのも好感が持てました。伊丹十三監督の『スーパーの女』のとあるシーンもちょっとだけ思い起こしましたね。その商品に関わる者みんながモノを売る喜びを感じなければ必要以上に働く意欲も湧かないしモノも売れないと思います。夏目先生は良い編集者と良い営業マンに当たって幸せですよ。(^^) ・・・私も口に付いたミートソースを拭ってくれる人募集(コラコラ・笑)。
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