009-1

　またまたベッドで誘惑するエロ〜いミレーヌ。そこでノコノコベッドインしようとするエージェントに銃撃、撃ち合いになるけどそこはミレーヌの腕が上手だしお胸のミサイルも装備されてるので難なく勝利です。死ぬ間際にそのエージェントの男がビリーと言う名を呼んだのですが・・・。人知れず遺体が処理される裏の世界に虚しさを感じるミレーヌ。

　休暇中車を運転すると何かが起こるミレーヌの法則。前を走っていた男女2人乗りのバイクに路面に釘を撒かれてタイヤがパンクしてしまいました。これが敵のワナだとは思っていないミレーヌは後からやって来たファミリー3人の乗っている車に同乗させてもらいました。夫はノーマン、奥さんはケイ、そして息子はトニー、どこにでもいるような家族だったのです。

　ノーマンの双子の兄のデクスターのところに行く途中で兄との思い出の場所に次々と立ち寄る姿はちょっと異常に思えました。褒めちぎるところなど奥さんはいつものことと思っていたみたいですが。ミレーヌは同乗させてもらった手前一緒に廻ることになりますが、そこで何かを感じるんだけどそれが何かまではわかりません。それぐらい微弱な何かでした。

　奥さんとビリーが寝てしまい、ノーマンとミレーヌの2人は車を降りて兄弟が育った家に向かいました。そこでノーマンの態度が豹変します。こどもの頃に両手を失ったノーマンは片手が義手でもう片方が何と兄の手でした。だからかどうかはわかりませんが不思議なことに兄が死んだことも察知できたのでした。

　兄の仇を取るためにこの思い出の場所を選んだノーマンですが殺し屋としてもプロのミレーヌに勝てるはずがありません。手の指も改造して武器に変えたノーマンでしたがミレーヌの最後の忠告を無視して攻撃したので彼女の放った弾が彼の眉間を貫きました。兄と同じように。「素人を使って屑もいいとこだわ」と吐き捨てるように外で様子を窺っていた敵も仕留めました。

　容赦なく家を焼き払い証拠隠滅をした上で涙を流しながら去って行くミレーヌにはノーマンの残された家族のことが脳裏に浮かんでいるのでしょうね。この仕事はどこまで非情になれば良いのか。（＾＾；

Destiny girl