ゴーストハント

　オリキリ様の遊びを流行らせて、その中にある呪殺システムを発動させ殺したい者を死に導くというデスノートののんびり版みたいなことを坂内は仕組んでいました。その対象者は生徒に好かれていないであろう松山先生。この先生が学校の体質を表わしており、学校自体にかなり問題があるので自ら命を絶たなければいけないことになってしまったのです。

　ナルはリンと呪詛返しを全校生徒に対して行うと言い出し、それを聞いて麻衣がチョー反抗的な態度に出ました。このままでは松山先生が残虐な形で死を迎えるのが確実なので回避しなければならないことはわかるのですが、どうして自業自得な彼のためにオリキリ様で遊んでいない生徒まで危険に巻き込むのかと。今までにない麻衣の激しい抵抗で観ている私もハラハラでした。名塚佳織さん素晴らしい演技です。（＞＜）　今回麻衣役の名塚さんと『ヤマトナデシコ七変化』のスナコ役の高口幸子さんと『RED GARDEN』のクレア役の沢城みゆきさんと連続して観たアニメに騒いでいたキャラがいたのですがいずれも良かった。声優さんによって作品の良さも左右されるので演技の上手な方がいると嬉しいです。（＾＾）

　ナルに「大っキライ！」発言をした後に悔し泣き。そして納得の行かない麻衣は意固地になって退魔法を使ってナル達に先んじて除霊に挑みますが生兵法は怪我の元、危うく悪霊に危害を加えられそうになったところをボーさんに助けてもらいました。麻衣を叱るボーさんの好感度アップ！（＾＾）　仲間に心配をかけて反省するもののやっぱり納得行かない麻衣、ナルが体育館に生徒達をすべて集めて何かを行おうとしていることに対して言っちゃいけない「人殺し」発言。ボーさん、麻衣の両ほっぺをぴしゃりと叩きました。麻衣ってホントに瞬間湯沸かし器タイプなんですね。（＾＾；　その点今回はボーさんに感謝しないとね。

　冷静になった麻衣はナルを信じる事に。ナルとリンの呪詛返しが終わり、体育館の中に入るとそれぞれの名前が書かれた全校生徒分の人型が床に散乱していました。オリキリ様を行った者の人型には裂けたところがあり、普通に呪詛返しを行っていれば何らかの危害が加わったのは間違いありません。人型にすべてを転化させたナル、結果は精巧に終わりましたが今回かなり自信がなかったようで、それで麻衣にハッキリと言えなかったのでした。ナルからお詫びの言葉が麻衣にありましたね。「ズルイ」・・・麻衣の顔はナルに惚れた乙女のそれです。ちょっと2人の関係がイイ感じに。麻衣なんか顔真っ赤にしてるしね、心バレバレだよ（笑）。呪殺に失敗した坂内は前回鬼火に取り込まれてしまいましたが、それでも成仏できたのでしょうか。その辺りもナルが抜かりなくやってくれてるのかな。

ゴーストハント FILE2「人形の家」 [DVD]