地球へ…

　メギドの攻撃を1人で防ごうとするブルーに加勢するソルジャー・シン。ハーレイ船長からは全員に撤退命令が出されています。シェルターとは連絡が付かず地球行きを拒否していた若者達の安否が心配です。長老達はナスカに向けて放たれた業火の元を以前にも見たことがあるようです。

　タイプブルーが9人も。ここで成長したトォニィ達が復活しブルーとシンを助ける大きな働きをします。そして大きな力を使って息も絶え絶えのこども達をシンが連れて帰るようブルーに言われますがこれをシンは拒否しようとします。ミュウにとって将来の大きな力となるこども達をこのまま危険にさらすことはできません。ブルーにとってはこども達にその未来を感じ満足感を得られました。

　マードック艦隊まで巻き添えにしようとしていたキースはもはや人外。そこまでしてミュウ達を根絶やしにしたいという強い激情はどこから湧き上がるのか。一方ミュウの船は危険が迫っているにも拘らずなかなか出発できません。シェルターにはリオが向かって若者達の説得を続けていますが、キムやハロルドは言う事を聞いてはくれません。シェルターにいれば助かると思ってたようですが、キースが惑星ごと消滅させようとしていたことは誰も考えてなかったよね。（＾＾；

　フィシスはブルーが無事に戻って来ることを祈っていますが……。ソルジャー・シンの命令で説得に当たっていたリオは帰還。メギドを再び発射する直前にブルーが敵艦に侵入成功。敵兵の攻撃を受けつつフラフラになりながらもブルーはメギドシステムの中枢部へ。そこに人外のキースが登場。ブルーを化け物と呼ぶキースですが良く鏡を見ろと言いたいところ。（＾＾；

　銃弾をブルーに撃ち込みますが、防御しつつブルーは自分を犠牲に爆発を起こしキースと助けに入ったマツカ、そしてメギドシステムをふっ飛ばします。その結果メギドの威力が大激減でキースはマツカとともに行方不明に。ソルジャー・シンはリオの後を受けて若者達を救出しようとしますが残念な結果に終わりました。それでもキムは4年間のナスカでの生活が楽しかったと言っていました。

　フィシスからブルーの補聴器を渡されたソルジャー・シンは彼の遺志を汲み取りつつも独自路線を歩もうとしています。地球へ向かう前にアルテメシアを制圧することをミュウの長として「命令」しました。それは二度と悲劇を繰り返さないためのシンの強い意志の表れに思えます。

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