モノノ怪

　『鵺』（ぬえ）の第一話。相変わらずわかりにくい題材を持って来たなぁー（私が不勉強なんだけど・笑）。香の道ですかい。その流派の笛小路流の瑠璃姫と結婚したい男が4人一堂に会すって話になっていたのですが実尊寺と言う名の男が現れず。そしてなぜかその場に呼ばれてもいない薬屋が来ていたのでした。

　3人じゃキリが悪いのか薬屋も飛び入り参加で麻雀、もとい香の匂いを嗅いでそれが何の匂いであるかを答える試合をすることに。このゲームにかった勝者が瑠璃姫を娶れるってことだったんだけど……ね。（＞＜）　薬屋は香道家でもないのに博学なのね。「幻」って一応答えを出してましたよ。（＾＾；　他の3人はそれぞれ「玉蔓」「常夏」「手習」と解答。

　その後部屋の外に出たところ奇怪な現象が起こりました。そこにはいないはずの者が目に見えるようになり動揺する3人。「東大寺はどこに？」の「東大寺」とは一体何のことでしょうね。奈良の東大寺でないことは確かですが何を東大寺としているのか。モノノケが動き始めたと言う薬屋。そして姫は部屋の奥で奇怪な笑い声を挙げたかと思うと首の辺りからオレンジ色っぽい（赤はNGなのか？）血を噴出して息絶えてしまいました。玉は「母木」とか言ってましたね（詳しいことはまったくワカラン・笑）。

　姫を殺したのはこの場にいなかった実尊寺なのか、それともモノノケの仕業なのか。3人にとって「東大寺」は姫よりも価値のあるモノのようで、お嫁さんになるはずだった姫が死んだというのにその死を隠してもう一度香の試合をして優勝者を決めようとしています。その東大寺が何であるか知ることと引き換えに試合の胴元を引き受けようとする薬屋ですが、彼がそもそもこの場に入って来たその狙いは？

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