赤塚不二夫先生告別式
2日に肺炎のため亡くなった漫画家の赤塚不二夫さん(享年72歳)の告別式が7日、東京・中野の宝仙寺で営まれた。
ひつぎには、アイデア帳や鉛筆、昨年発売された「天才バカボン」のベスト集が納められた。法名は「不二院釋漫雄(ふにいんしゃくまんゆう)」。
先日訃報を知ったときに書いた日記の要素が葬儀の中に散りばめられていて、不謹慎な言い方に思われるかもしれませんが嬉しかったです。「バカボンのパパが誰よりも似ていた」と書いたらファン向けの焼香台にあった遺影の一つにそのバカボンのパパに扮した赤塚先生のものが使用されましたね。愛猫菊千代の写真も棺に納められたとか。テレビ観てたら『天才バカボン』の歌も流れていましたよね。最後までファンを気遣い、そして自分らしさを貫く葬儀を行ったと感じました。タモリ(森田一義)さんが弔辞を読んでましたが、あの後生放送の『笑っていいとも!』に出演されたのでしょうね。悲しみ堪えて笑いを振りまく因果な仕事です。法名は不二院釋漫雄、あらためて合掌。