獣の奏者 エリン 第3話
エリン(CV.星井七瀬さん)がトウダ(闘蛇)のことを追いかけるごとに知って行く大人の世界(やらしい言い方だな・笑)。トウダは名前のとおり人間同士の戦いのために用いられている獣で、このトウダが戦局の勝敗をも決めかねない現況があります。今回新たにエリンが知った真実は、人間の言うことを聞かせるためにトウダのジマク(耳膜?)を切除してしまうこと。こういう人間の身勝手さで他者を傷つけることを生業としなければならないので、母のソヨン(CV.平田絵里子さん)はエリンがトウダに近づきすぎることやトウダの医者を目指すことに難色を示しているのですね。
ソヨンはトウダの育成で潤う村を、自分達の生活を、そして愛しい娘エリンを守るために自分の意思にそぐわないことまでしているのです。この矛盾はまだこどものエリンには理解できないかもしれません。いや、理解しないほうが本当はいいんですよね。(^^;
今回トウダの教練を視察に来たダミヤ(CV.石田彰さん)はちょっと曲者に見えます。特に悪いことはしていないんだけど何となく。大公(CV.楠大典さん)の息子シュナン(CV.花輪英司さん)とヌガン(CV.川本成さん)は大公やダミヤの評価如何では内部分裂をお越しやしまいか。ちょっと心配。
教練中に1匹のトウダが暴れ出しソヨンも出動。そんな状況をエリンは見てしまいました。結局トウダは傷つき、代わりにエリンが可愛がっているこどもトウダのルルが供出されることに。こどもでも掟に従いジマクを切除しなければなりません。これには納得の行かないエリン、トウダの気持ちが知りたいと母の元で泣きじゃくります。(;;)
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