今日からマ王！ - 猫の目ギラギラリン

　アーダルベルトとジュリアは政略的なところはあれどしっかり愛し合っていたようです。アーダルベルトは些かコンラッドにジェラシーを抱いているみたいですが。（＾＾；　魔族も人間も幸せになる日を願うのはコンラッドもジュリアも、そしてジュリアの魂を受け継いだユーリも同じです。ただその願いが叶うには幾多の苦難が待ち受けているのです。

　ヴォルフラム、未だ船を漕ぐ時に「ヒーヒーフー」を言ってるんですね（笑）。ギーゼラも突っ込み入れましたがそれ違いますって。（＾＾；　マキシーンは魔族との戦いの準備が整いました。彼らに捉えられた捕虜達は魔族との戦いについては喜んでします。捕まっている人間達ですらこんな感じなので、村田の言うとおりこの先ユーリは人間との和解の過程でやはり幾度となく試練や困難に遭遇するのでしょう。
　
　魔族を滅ぼすと言われている箱は魔族どころか世界全土の生きとし生けるもの達を滅ばす可能性を秘めています。アーダルベルトは人間も嫌いだけど魔族はもっと嫌い。どっちも滅びれば良いなどと捨て台詞を吐いてその危険な領域から離れようとします。しかし、いつかきっと人間と魔族が幸せになる日が来るとジュリアの声とユーリの声が重なり何かを感じたようにも思えます。

　マキシーンによって箱の鍵となるコンラッドの腕が高々と持ち上げられます。そのコンラドの父に関してグウェンダルとギュンターはその存在を知らないと言っていました。箱に近づきコンラッドの腕を取ろうとするユーリですが案の定箱は暴走を開始。この箱は魔族の誰かの目もセットで正常に作動するようですが、スベレラでゲーゲンヒューバの左目で試したけど顔を焼いただけで失敗に終わっています。コンラッドの腕は鍵と言うよりはそれによって封じられていた力を解放する役目を持っています。

　ヴォルフとギーゼラはその時起こっている異変に気づきユーリがいると確信してその場所に向かいます。地面が盛り上がったり割れたりして多くの捕虜は地の底へ。ユーリと村田は盛り上がった地面に乗ってしまい上に参ります状態。村田とユーリはテレパシーで会話、ユーリ完全に村田が一体何なのかわからなくなっています。ただ今は緊急時でその事は後回し。

　魔王と化したユーリは箱の強大な力に苦痛を与えられながら魔力が減少しますが村田が力を貸し与えることで魔力が回復。やっとのことで箱を開けコンラッドの腕を取り出しますが地割れに落ちそうになります。間一髪、ヴォルフがユーリの手を取り引きずり上げます。ヴォルフの「やっとつかまえた」「お前は浮気者だからな」「そうしたら一緒に落ちてやる」はユーリに対する最大の愛の詰まった言葉で思わずウルッと来てしまいました。（ＴＴ）

　コンラッドの腕を持って涙ぐむユーリ。そんなユーリを気遣ってへなちょこ呼ばわりするヴォルフとの仲に村田は割って入ることができるのでしょうか（そういう話かどうかはしりませんが・笑）。ギーゼラとダカスコスも無事到着です。

　血盟城の男連中は全部出払い残って気勢を挙げるのはアニシナ以下戦う女性軍団です。グレタもその中に入ってるのね、何だか困ったような顔してたけど・・・困るよね、やっぱり。（＾＾；