猫の目ギラギラリン

アニメソング(アニソン)、アニカラが大好物で漫画・アニメも好物という死んでも治らないと思われるヲタ属性。他に社会で起こってることや民俗っぽいことや懐かしいことや動物・自然などにも興味を持つには持っているビミョーな匙加減なり。

ダンまち応援バナー

香港からのエアメール

 今日一通の封書が届きました。見たらエアメール、でもかなり胡散臭い。開封してみたら何だか何年か前にも見たことあるような紙っぺらが入ってる。内容を確認、やっぱり前回来たDMと同じだ。ちなみに前回はすぐにビリビリに破いてゴミ箱にポイっでしたが、今回はネタ用としてココに書いてからやはりビリビリにしてポイっ!(笑)

 封書の表には「公式的な重要なお知らせ」「賞金獲得のお知らせ」「今すぐ開封して、ご返送ください」と駄目押し気味で必死な煽り文句が(笑)。

 中身は、切手不要の返信用エアメール封筒と、「賞金支払い担当者からの保証」と書いてある紙と「賞金調査申込書」が一枚。エアメールの返信先は香港にあるとされる“L.P.S”(ロッテリープレイヤーズサービス)という会社宛。封筒ののりしろには申込書に書かれているラッキーボーナス番号の抽選結果が・・・当たっちゃったよ、オイ(笑)。「総額4億3千万円が当たる香港マーク6に無料で1回参加できます!」だってさ。

 で、この権利を得るためには「賞金調査申込書」に記入しなければいけないのですが、じゃあ何の賞金なのかというと、上に書いたような香港の宝くじの賞金のこと。1回の抽選における1等最低保証金額が6580万円、1回の抽選における概算賞金総額は3億6600万円、3回の抽選における概算賞金総額が10億9800万円・・・と、小さい文字で書いてあって見にくいこと。そして、この大金がさも簡単に当たるような錯覚を与えるかのように文章の中にこれらの賞金額が何回も出てきます。

 読んでみると、このL.P.S社が自分の代わりに「賞金調査申込書」に印刷されている「ラッキー番号組」(02 15 39 25 07 31のように数字が羅列してある)で宝くじを代理購入して当たったら賞金を差し上げますよ、という親切丁寧なもの(鵜呑みにしないでね・笑)。文章が短ければ全文転載してもいいんだけど、凄い文字数で書き切れません。L.P.S社の代表のウィリアム・アーチャー氏(えらく強面・笑)の名前などをグーグルで検索にかければ、申込書の内容をスキャンしてるところありますから詳細を知りたい方はそちらに飛んで下さい。私は面倒臭いので省略します。(^^;

 でも、よっぽど香港事情に詳しくない限りはこの会社の当選情報を信じる以外に方法がなく、正に言いなり状態。申込書と一緒に2000円を支払わなければいけないのですが、現金、為替の他にクレジットも可でクレジット番号を書き込む欄があります。これを書いたら一体どうなるか・・・。そして、「賞金支払い担当者からの保証」の紙には何故か自筆署名しなければいけないようになっています。この署名が加工されて悪用されないという保証はどこにもありません。申込書にはアンケートと称してプライバシーに触れる問いもあります。

 ま、何にしろあちらさんにとっては、無謀にも封書とお金を送ってくれた方は“カモ”決定でしょうね。一枚いくらもしない封書で2000円が寄付され、その上2000円よりも高いであろう個人情報が手に入る、この個人情報を別組織に流せばまたお金が入る、良い商売ですなぁー。(^^; 3年前に引っ越してきたこの住所もいつの間にかどこかで悪用され、今や国外にも流れてしまっている。いやぁー、怖いよ日本。個人情報保護法って何のこと?(笑) それ以前に富くじ法に引っかかるでしょ、コレ。(^^;