甲虫王者ムシキング森の民の伝説

　アダー側に寝返ったソーマにショックを受けるポポですが、ソーマを慕っていたセランはもっとショックを受けています。悲しいよりも悔しい思いのほうが強い二人です。そんな気持ちを知らずに自分の力のみを信じられないソーマは、気持ちの優しいグルムにまで命令するようになっています。さらに「失敗したら甲虫が罰を受ける」などと脅しまでかけて。そんなソーマに対して「お前、悲しい」と言った言葉が重たく感じます。チョークも何だか悩んでいるようですよ。

　グルムはアクティオンに愛情をたっぷりかけており太い絆で結ばれています。そんなグルムとポポは似ていると、甘ちゃんだと思っている節がソーマにはあります。アクティオンは戦いで傷つき、本来なら戦えるような体ではありません。二人の優しさを弱味として利用しようとするアダーはちょっと汚いぞ。（＾＾；

　罠と簡単に見破れそうなおびき出し作戦に簡単に引っかかるセランとポポ。ビビはバビをブーに引き止めさせてポポの後を追うも、なぜか途中でバビと合流。ブーもバビ姐さんには歯が立たず悲惨な状況に、「バビこわーい」。思わずビビが平謝り（笑）。

　ポポに「虫は好きか?」と聞くグルムには悲痛な決意が。「大好き」と答えるポポに黙って守護者の証を渡せと要求するも拒否され。人が刀を収めるように甲虫は角を収めるのか、セラン上手いことを言う。（＾＾）　虫が好きな者同士戦う意味がない・・・けど、アクティオンがグルムのことを思ってムシキングと戦います。ポポとセランはムシキングを止め、セランは力を使い果たして倒れてしまいます。

　グルムに戦闘意欲がないことを確認し、ポポ達は再び旅立ちます。セランが「どうか戦いのない場所へ、どうかお幸せに」と言った言葉が伏線でした。ポポが途中で何かを胸騒ぎを感じた時がアクティオンの命が空に帰った時でした。グルムの激しい慟哭が聞こえてくるようで守護者の証も喪中のようです。

　「ずっと友達・・・」、アクティオンを埋めた土まんじゅうの前で泣き崩れるグルムに思わずもらい泣き。（ＴＴ）　「ソーマの心が見えない、それでもセランはソーマが恋しい」と言うセランにももらい泣き。（ＴＴ）　今回出番の多いセラン役の皆口裕子さんの演技力が光ってますね。（＾＾）

　ED映像のバサー、チョーク、グルムはカッコいいぜ。（＾＾）　視聴者プレゼントは世界に一つしかないムシキングギタープレゼント、最強（笑）。