少女チャングムの夢
チャングムが欲を出したばかりにヨンセンとチャンイまで大きなトラブルに巻き込んでしまいました。チャンイは一番損してるよ。だって女官としての位も最低ランクだし、王様を助けた貢献度も高いのに位を上げてもらってないし、結局チャングムが良からぬ計画を持ち出したばかりに書庫秘蔵の本を誤って燃やしてしまうし最悪です。そしてこの結果を受けて尚宮会議が行われ、チャングムら3人は周囲への見せしめの意味合いも兼ねて女官の資格剥奪と宮中からの追放を決定。今回ばかりはいつも優しかったハン尚宮もチャングムを庇い立てしません。冷たくなったわけではなく、チャングムに1つの大きな試練を科したと言っていいでしょう。さめざめと泣いてましたのでまだチャングムに期待しているのですよね。(;;)
黒ネヴィ、いえチェ尚宮の企みは見事に成功しクミョンのライバルだったチャングムをまんまと追放に持ち込みました。そして、自分が勉強していた本を覗き見していたとして一度覚えたら忘れない記憶力抜群のクミョンに本の復元を任せることを提案しみんなから了解を得ます。ここまでは彼女の思う通りの展開、っていうか上手く行きすぎ。クミョンの罪も問われなかったしね。本当ならチャングムに近いレベルの罪を犯しているのにね。(^^;
とりあえずカン・ドックの家に3人はお泊り。翌日からチャングムは宮中の門前詣決行、そこにヨンセンとチャンイも一緒に数日国王に会わせてとお願いに参上します。事態を知ったチャン・スロとトンイはいつもライバル視しているミン・ジョンホにチャングムを助けるよう願い出ます。ミン・ジョンホは意を汲んで国王に願い出ようとしましたが、スラッカンのことには国王でも口出しできないと断られてしまいました。で、国王の命でチャングム達は完全に追い払われてしまいました。翌早朝にチャンイは失意の中1人荷物を纏めて田舎に帰りました。追放処分が何らかの理由で撤回されると良いんだけど・・・。
チャングムはカン・ドックの手伝いで一緒にキム・ユと言う名の青年の家に。家の前には広大な畑があり自分で色んな作物を植えて食べているとカン・ドックが教えてくれました。キム・ユは料理が得意ですが色々試すゆえ食べ物に中ることもあるようです。(^^; 変わり者の彼が家で何を作ってるかと思ったらお米を熱して圧力を掛けてライスパフ(日本で言う「ポン菓子」)でした。何に使うかはわかりませんが。(^^;
書も自分で書いているようでそれをチャングムが興味を示して読んでました。キム・ユはスラッカンの人間を味知らずとこき下ろし、これには元女官見習いのチャングムも腹を立てます。彼は更に何か自分の手で作物を育てたか?とチャングムに聞いて来ますが、料理を作る一辺倒だった見習い女官が作物を作るはずもなく。そしたら「だからダメなんだよ」とさらにこき下ろされて今までの誉められ人生から一挙に転落。(><)
キム・ユはこれから家を出て国中の料理を研究しにあちこちを回る予定。彼に色々言われて初めて自分の間違いに気が付いたチャングムは一緒に旅に出ることを決意します。チャングムの話を聴いたヨンセンも具合がまだ良くないものの付いて行こうと決めました。急に決まったキム・ユとの旅が珍道中になるのかどうかは次回を待て。(^^)
- 出版社/メーカー: エトワール(ハゴロモ)
- 発売日: 2006/09/21
- メディア: カレンダー
- この商品を含むブログ (4件) を見る
少女チャングムの夢 1―Comic (花とゆめCOMICS)
- 作者: 竹林棹
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2006/09/05
- メディア: コミック
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (4件) を見る