猫の目ギラギラリン

アニメソング(アニソン)、アニカラが大好物で漫画・アニメも好物という死んでも治らないと思われるヲタ属性。他に社会で起こってることや民俗っぽいことや懐かしいことや動物・自然などにも興味を持つには持っているビミョーな匙加減なり。

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SoltyRei(ソルティレイ) 第22話〜第24話(最終回)

 本当は各話毎に書きたいのだけどもうその余力が残っていません、ごめんなさい。(^^; ともかく個人的には2006年放映のアニメで暫定1位です。ええ、3話連続放送は失敗と思いきや流れが途切れずに観られたのもあってかなり面白かったしラストはもうねー・・・(・・)→(;・)→(;;)→(TT)になってしまいましたよ私は。あーいうオチのつけ方もあるんですね、斬新でした。(^^) ソルティ役の斉藤桃子さんの声がとても魅力的でしたね。声優としてはそれほどのキャリアはないと思うんだけど、感情表現やセリフにならない声の出し方(驚いた時とか怒られた時とか落ち込んだ時とか色々)がすごく良かったです。『びんちょうタン』のあろえ役もやっていたけどこういう特徴ある声の声優さんは今後も末永く活躍して欲しいと思います。(^^)

 私は人の意見に流されやすいってわかってるので、自分が日記に感想を書く前には他のブロガーさんの同じ視聴番組の感想を見ない様にしているのですが・・・今回はラストに感激してしまって思わずある時間までの『ソルティレイ』または『SoltyRei』のキーワードを使って感想を書いた日記はすべて見て回りました(笑)。なので他のブロガーさんの考えが私の日記に流入している可能性がありますことをご了承下さい。私が感じたように大勢の方が高評価しているのが何だか自分のことのように嬉しかったです。(^^)

 3話連続の感想を長々書いても読む方もいないでしょうから(笑)キャラ毎に感想を書いて行きましょう。

 まずはヒロインのソルティから。彼女の最後まで健気な姿には全世界が感動ですわ。(TT) ディケって言うのは3つのマザーコンピューターの1つ(あとの2つはエウノミアと空にあったエイレネ)であったソルティの元々の名前でした。ディケ時代の彼女を知っているジョセフが言う事には以前は冷たい感じで苦手だったって告白していました。(^^; それがロイ達と関わる事で感情を形成し最終的には人間以上の感情表現を持ち合わせることになりました。今回ローズに意見しているシーンもなかなか良かった、「ローズはローズのままでいい」しソルティの小さな幸せの構想にはローズもアクセラも入っているって何て良い子なんだ。(^^) 最後はどんでん返しでしたね。まさか空に上がってしまうとは。エイレネを破壊して流れ星が散った時はあれがソルティの欠片なのかと鬱な気持ちになりました。ロイが宇宙にソルティを迎えに行ったシーンはもうねぇ深夜にも関わらず男泣きしていた私がいましたよ。ロイが宇宙空間に漂う歌に気づいて(細かい事は気にしない・笑)ソルティを見つけ、ソルティに「お帰り」と言うと彼女は「あ、あ、た・だ・い・ま」ですよ。(TT) 書いてしまうと平凡に見えるけどここの台詞回しが良いんですよ。(^^)

 次にロイ。巷ではツンデレヒロインって言われてるみたいですね(笑)。終盤まで頼りない中年男でしたが最後の最後に最愛の娘のために宇宙まで迎えに行ったその気持ちがとても温かかったです。ソルティが民の命を護るために宇宙に上がる時に駄々っ子のようにソルティが行くのを止めようとしたシーンに思わず感情移入してしまいました。(TT) 初めて出逢った頃はソルティを邪魔者扱いしていたのに、今では実の娘のローズと同じぐらいの存在になってしまいました。アシュレイに捕らえられたソルティとローズ2人のうちどちらかを殺せば残った方の娘は助けてやるだなんて非情な事言われてもソルティを撃つ事はありませんでしたね。その前に2人から「パパ」って呼ばれた時のロイの照れた表情ったら可愛かったねー(笑)。

 ローズは無理やりではなく自らアシュレイと共に行動していました。ローズの話を真面目に受け止めてくれたアシュレイがそれなりの地位にあったので彼女が惹かれたのは自然の成り行きです。差別的な市民制度を創ったエウノミアを壊して新たな世界を構築するのがアシュレイの理想でありローズの理想でした。でも、ソルティの言葉に心を揺さぶられて言わば正気に戻ります。戦いが終わった5年後にはローズはこの街の議員として立候補しているようでしたが、その秘書が成長したカーシャだったりするわけです(笑)。ローズは多少お淑やかになりましたが、その分カーシャが五月蝿くなりローズもタジタジです。名前も盗賊時代のアンダーソンからレパントを名乗り正規のやり方で議会議員として真っ向勝負のローズ。ロイには「パパ」じゃなくて「父さん」って呼んでいたような。(^^;

 ミランダはどうにもロイへの顔面パンチがメチャ印象に残っていて、外見は女でも内面は「漢」だと思っています。やはりと言うか何と言うか、カーシャはミランダの実の娘ではありませんでした。恐らくはブラストフォールで孤児となったカーシャを育てたのでしょうが、もう既に完全に親子ですよね。(^^) 今でも自分を若いと思っていることには困ったものですが(笑)、何があっても堂々として落ち着いている姿はロイと好対照な存在でした。あの後ロイと結ばれたのでしょうか、そうだったら嬉しいな。(^^)

 カーシャは自分ではミランダの養女ってことわかってたのかな。強気の姿勢の裏に「孤独」が嫌いで人一倍の寂しがりやの等身大な彼女の姿がありました。シルビアと交流を続けていて彼女が殺された時には親身になって泣きましたよね。若くしてローズ議員(?)の秘書(押しかけ?・笑)になったようですが、まだまだ成長過程でそのうちカーシャも議員になるんじゃないでしょうか。(^^)

 アシュレイは最終的には悪かったんだけど、恋人イルミナの帰りを200年も待っていたと聞くと根は良い奴だったんだよなと思いました。ディケから元々の名前のロックとしてイルミナが死んだと聞かされ、不幸な事なことではあるけど事実を知ってから死ぬ事ができたのは幸せだったのかも。彼がローズと掲げていた理想も良い事だったし。何が悪かったって言ったらやっぱり部下4人に手をかけたことですよね。特にシルビアなんてアシュレイに恋心を抱いていたのにあの裏切り行為ったらありゃしない。あれが大きなマイナス点でした。(^^;

 ユートは歳を取ってもソルティを、ランディはローズを思い続けているのでしょうか。ランディの兄貴ラリーは自己犠牲の精神を発揮。シルビアは気に入っていたので死んで欲しくなかったな、無論セリカもだけど。プールでローズやソルティとバトルった回が今となっては懐かしいです。インテグラアクセラはボロボロになりながらも何とか最後まで生き残りましたね。一時は暴走したアクセラが最大の敵になるかと思ってましたよ。(^^; この後全快して再びRUC的な仕事ができると良いですね。あと、アクセラソルティが帰ってきたらまた料理を教えてあげて欲しいね。また1からかもしれないけど。(^^; ジョセフはまた中枢の技術屋さんに戻るのかな。

 そして今回目立ったのが八百屋のおっちゃんとミィ(CV.沢城みゆきさん)でしたね。あれはまさかでした(笑)。登録市民と未登録市民の融合、これがローズの求めていた理想でもありこの2人はその象徴であることに違いありません。血は繋がらなくとも家族は作れるってことを示したかったのでしょう。(^^)

 いやー本当にこれまで楽しませてもらったし、殊最終回は良くぞ泣かせてくれました。DVDでこの後の話も出るようですが、普段DVDを買っていない私でも買おうかと考えてしまうほどの良作でした。声優のみなさん&製作スタッフのみなさん、とても楽しむことが出来てとても感動できました。本当にありがとうございました。(^^)

Solty Rei ソルティレイ ソルティ・レヴァント ( 1/8スケール PVC 塗装済 完成品 )

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